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CHICO MAGNETIC BAND / MY SORROW (OXV.555) 1971 



フランスのジミ・ヘンドリックスこと、CHICOのLP唯一作からのシングル。

LPは超の付く激レア盤(最近オークションで-£600-位で落札…)です。

フランス黒人が演奏、しかもジャケットから只者ならぬ感じがしたんですが…

アフロ色もファンク色もなくストレートなハード・ロックでした。

A面"MY SORROW"は、ブラック・サバス風の引きずるようなギター・リフと

エコーを効かせたヴォーカルのへヴィー・サイケ作。

B面"WE ALL COME AND GO"もB級英国ハード・ロックって感じです。

個人的には好みでは無いんですが辺境サイケ、ガレージ、マイナー・ハードロック

などが好きな人には堪らない一品って感じでしょうか??

↓↓↓↓ CHICO MAGNETIC BAND "WE ALL COME AND GO"

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KOOL & THE GANG / LIVE AT THE SEX MACHINE (DE2008) 1971



1969年デビュー、名盤1stに続き1971年にリリースされた2作目のライブ盤。

"N.T."、"DUJII"収録の「LIVE AT P.J.'S」や"SUMMER MADNESS"が聴ける

「LOVE & UNDERSTANDING」と初期ライブ盤はどれも素晴らしいのでいずれ…

ということで本作は、

"WHAT WOULD THE WORLD~/LET THE MUSIC TAKE YOUR MIND"と

最初のメドレーから最高潮!!

続くアイザック・ヘイズ・マナーのバカラック・カバー"WALK ON BY"、

1stからの人気曲"CHOCOLATE BUTTERMILK"と快調に飛ばします。

中盤のブレイクも人気のコーラス・ファンク"WHO'S GONNA TAKE THE WEIGHT"、

かっこいいギター・リフと切れの良いホーンの"PNEUMONIA"、SLYカバーの定番

"I WANT TAKE YOU HIGHER"では観客を巻き込んでコール&レスポンス、

ラスト"THE TOUCH OF YOU"はヴィブラフォン入りの極上メロウとどれも最高!!

CDは、1stと共に1996年以降再プレスされてないみたい…

こんな名盤、眠らせておくのは勿体ないです。

↓↓↓↓  KOOL & THE GANG "PNEUMONIA"

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DEEP PURPLE / III (P-6503W) 1969



初期ディープ・パープルの中でも英国ロック/プログレ界隈で人気の一枚。

Hieronymus Bosch作「快楽の園」をジャケットに使用しています。

メンバーはデビュー作から変わらず、ROD EVANS(vo)、NICK SIMPER(b)が

在籍した最後の作品。まだハード・ロック色は薄く、JON LORDのオルガンをメインに

サイケ~プログレへの過渡期らしい面白い内容です。

I.PAICE(dr)作、打楽器のオーバー・ダブによるファンキーな"CHASING SHADOWS"、

ハープシコードが効果的な"BLIND"、ドノヴァン作の"LALENA"はオルガン・ソロも優美な

スロー・バラード、イントロの逆回転のドラムからブルージーなファンク・ジャムへ入る

"FAULT LINE - THE PAINTER"までがAサイド。

B面"WHY DIDN'T ROSEMARY?"もブルース系の曲で始まります。

そしてアート・ロック色濃厚な"BIRD HAS FLOWN"を挟み、後のオーケストラとの

共演へと繋がる三部構成の協奏曲"APRIL"へ!!

ハード・ロック前夜のリッチ―&イアン・ギランファンには、オススメできない名盤です。

↓↓↓↓ DEEP PURPLE "CHASING SHADOWS"

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ASSOCIATION P.C. / SUN ROTATION (2121329-3) 1972



1969年PIERRE COURBOIS(dr)をリーダー(P.C.はその略称)に

オランダで結成されたグループ1971年2nd作。

メンバーは、JASPER VAN'T HOF(el-p,org)、TOTO BLANKE(el-g)、

SIGGI BUSCH(b)とユーロ・ジャズ界の名手揃い。

ドイツMPSレーベルからのリリース、ジャケットからも伝わってくる前衛的で

スペーシーなジャズ・ロックが全編で聴けます。

A面1曲目J.V.HOF作 "IDEE A" は、エレピの音色が涼しげなジャズ・ファンク。

そしてフリージャズ寄りの"SCORPION"から反復するオルガンの音色が心地いい

ミニマル曲"NEUTEBOOM"を挟み、P.COURBOIS作の強烈なドラム・ソロ入りの

"SCORCUSSION"という組曲へ。

B面、"SILENCE"、"DON PAUL"、"FRAU THEUNISSEN"の短い3曲に

ドラム・ブレイクで始まり、フリーに展開していく17分弱の大作"TOTEMISM"を収録。

その後1974年まで活動し、フルート奏者JEREMY STEIGとの共演作もあります。

どれもアート・ワーク、内容ともに最高なので是非!!

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FELA KUTI & ROY AYERS / MUSIC OF MANY COLOURS (PHD/003)



ブラック・ミュージック界の最強タッグ!!

このブログで何度も紹介しているお二方、FELA KUTIとROY AYERSによる

1980年夢の共演作です。

片面1曲ずつの大作、A面はFELA作 "AFRICA-CENTRE OF THE WORLD"、

中~後期FELAらしいミドル・テンポ曲で、TONY ALLENが久々に参加。

この曲は、ROY AYERSの次作LPのタイトルになってカバーもしてます。

B面はROY作 "2,000 BLACKS GOT TO BE FREE"、これが最高!!

ハウス系DJからの熱い支持も納得のアフロ・ディスコ・ファンク。

AFRICA'70をバックにロイ・エアーズ節全開、冒頭のヴィブラフォン・ソロから

エコーの効いたヴォーカルや女性コーラス、キャッチーなホーン・リフ、

軽快なコンガにカッティング・ギターと、おいしい要素満載です。

オリジナルはナイジェリア盤なので見つけるのは難しいですが、

CDもでてますので是非聴いてみて下さい!!

↓↓↓↓ FELA & ROY "2,000 BLACKS GOT TO BE FREE"

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SOUND FOUNDATION / S.T. (SB-9001) 1969



名門BUDDAHのサブ・レーベルSMO-BROから唯一リリースされたLP。

RICK KELLISをリーダーに白黒混成6人組、L.A.ファンク・バンドです。

かなりマイナーなバンドなので情報がほとんど無いです…

TIM ROSE"MORNING DEW"、THE BEATLES"DEAR PRUDENCE"、

STEPPEN WOLF"MAGIC CARPET RIDE"、"AQUARIUS(HAIR-O.S.T."など

カバー曲が多めですが、どれもファンキーなアレンジでカッコイイ!!

四曲のオリジナル曲もかなり良い出来で、メロウなコーラスと弦楽アレンジの

"GOSSIMER MORNING"、ホーンがバッチリ決まる"CLEAN UP YOUR ACT"、

ミッド・テンポのブレイク・イントロからファズ・ギターが最高の"BRUISED"、

ファンキーな長尺ドラム・ブレイク入りインスト・ナンバー"SOUL FOUNDATION"、

と、どれも最高の仕上がり!!

レーベルやリリース時期が違ければ、凄いバンドになっていたかも…

↓↓↓↓ SOUND FOUNDATION "SOUL FOUNDATION"


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ART BLAKEY /BUHAINA (10067) 1973



前回、ATCQの流れでこのLP。

BLUE NOTEレーベルを代表する名ドラマー、HORACE SILVERらと共に

THE JAZZ MESSENGERSを結成し1950年代初頭より活動。

初めて買ったジャズのCDが「チュニジアの夜」だった事もあり個人的に

思い入れの深い人です。 本作は1973年PRESTIGEレーベルでの録音作。

WOODY SHAW(tp)、CEDAR WALTON(p,el-p)、MICKEY BASS(b)らが参加し、

定番の"MOANIN'"と"ALONG CAME BETTY"でJON HENDRICKSの歌が聴けます。

メンバーや年代から全編アフロ・スピリチュアル色の濃い内容です。

12分の大作"MISSION ETERNAL"や"ONE FOR TRANE"が最高の出来ですが、

やはりATCQのサンプリングでお馴染みの"A CHANT FOR BU"が素晴らしい!!

ベースリフからじわじわと盛り上がっていく最高のグルーヴィー・チューン!!

YOUTUBEに音源が無かったので下のカバーバージョンをどうぞ。

↓↓↓↓ "A CHANT FOR BU" SCOOBIE DO ver.

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A.T.C.Q. / THE LOW END THEORY (HIP117) 1991



ドキュメンタリー映画「BEATS RHYMES & LIFE」公開という事で、

1991年最高の名盤ATCQの2ndを…

ロック少年だった自分がこのアルバムを聴いたのは、2000年以降の事なので

ちゃんとしたことは書けませんがヒップホップ(そしてソウル、ファンク)が

好きになったのは、このLPと出会ったからなのでこの機会に紹介しときます。

ドープなベースラインでスタートする"EXCURSIONS"から全編ジャジー且つポップ。

素晴らしいサンプリング・センスと三人の流れるようなラップも見事。

と…、またまた書く事が特に無い名盤。

ART BLAKEY、GARY BARTZ、HEATWAVE、AVERAGE WHITE BAND、

FREDDIE HUBBARD、LONNIE SMITH、LOU DONALDSONなどなど…

数えきれないほど多くの曲を教えてくれた教科書です。

↓↓↓↓ 映画の日本公開(未定ですが)が楽しみだー!!

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D.R.S.&S.B. / SOUL STEEL & SHOW (HJN257) 197?



グループ名の通りオランダのスティール・パン物ショー・バンド。

ジャケットからしてやってくれそうな匂いがプンプンしますが、

数あるスティール・パン・バンドの中でも飛び抜けてファンク度の高い最高の内容!!

全曲カバー(最近そういうのばっかり紹介してます…)ですが、演奏も歌も高水準。

BUDDY MILES作"DOWN BY THE RIVER"は、コーラスのハモりも見事、

続く"THEME FROM SHAFT"定番ですがパンが入ると軽やかでいい感じです。

THE CHI-LITESの"STONED OUT OF MY MIND"も人気のカバー曲、

MARYANN FARRAにも負けない仕上がり。

JOE COCKERでお馴染み"FEELIN' ALRIGHT"もアップ・テンポの力作。

その他、KOOL & THE GANG"FUNKY STUFF"、J.HENDRIX"HEY JOE"など

単なるスティール・パン物に収まらないギター、ベース、ドラム(パーカッション)陣の

ファンキーな演奏も素晴らしいです。オススメ!!

↓↓↓↓ D.R.S.&S.B."STONED OUT OF MY MIND"

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THE MONTANA BAND / POP MUSIC (30CV1194) 1971



フランス産、SANTANA(1st LP)のカバー。その名もモンタナ・バンド!!

バンドのロゴまで拝借しちゃってますが、ジャケットはなかなか良いです。

1曲目"WAITING"を聴いて、そのまんま具合(思わず本家と聴き比べてしまった)に

びっくりしましたが、ほぼインストで打楽器系とギター、オルガンを強調した作りに

オリジナルな展開もあって案外楽しめます。

MUSIDISCというレーベル、ジャズやポップスの編集盤やワールド・ミュージック、

サントラなど色々と出してますが、レア・グルーヴ界隈ではお馴染みの

LAFAYETTE AFRO ROCK BANDもここからリリースしてます。

このTHE MONTANA BAND、演奏者が誰か記載が無くて不明なんですが

フランスの黒人スタジオ・ミュージシャンでしょう。

「実はあのフレンチ・ファンク・バンドだったりして」 と、

夢を馳せて聴いてます…。

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P.P.MAVINS / FINDERS KEEPERS (45R3041) 1974



PRETTY PURDIEプロデュース、1974年EP唯一作。

A面はGENERAL JOHNSON作、クラヴィネットがかっこいいファンク作。

そしてB面はあのカルト・サントラ、「LIALEH」の名曲女性ヴォーカルカバー!!

US盤とフランス盤が出ており、フランス盤は上に載せたジャケット付。

曲名を"LIALEH"から"LIALAH"に変えたのはナゼでしょう…?

せっかくPCに取り込めるターンテーブル買ったのに、音源の載せ方がわからん!!

↓↓↓↓ PRETTY PURDIE "LIALEH"

 

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STEVE MILLER BAND / FLY LIKE AN EAGLE (ST-11497) 1976



昨日は、高円寺JIROKICHIにてCHUCK RAINEYのライブ。

あんなに近くで観れるなんて最高です。

このLP収録のタイトル曲"FLY LIKE AN EAGLE"もカバーしてたので今回は…

STEVE MILLER BANDの人気盤1976年作。

1966年より活動しBOZ SCAGGSやBEN SIDRANを輩出してきたバンドです。

"SPACE INTRO"タイトル通りスペーシーなキーボードからスタート、

そのまま"FLY LIKE AN EAGLE"への流れはいつ聞いてもゾクゾクします。

その他人気ドラム・ブレイク入りの"TAKE THE MONEY AND RUN"、

シタール・ギターが活躍する"WILD MOUNTAIN HONEY"、オールディーズ調の

"YOU SEND ME"、オルガンがかっこいいサイケ/ブルース"THE WINDOW"など収録。

これも¥500以内で買える良いレコードの代表。

↓↓↓↓ STEVE MILLER BAND "FLY LIKE AN EAGLE"

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LES McCANN / LAYERS (SD1646) 1973



1960年からPACIFIC JAZZ、LIMELIGHT、ATLANTICとレーベルを渡り歩き

数々のLPを残してきた名ピアニスト、LES McCANNの1973年作。

RICHARD"GROOVE"HOLMESやJAZZ CRUSADERS、EDDIE HARRISなどと

共演したりモーダル、ラテン、ソウル・ジャズと作曲でもオールマイティに活躍。

渋めのヴォーカルを聴けるアルバムもありますが、本作はエレピ主体のインスト物です。

溶ける様にメロウなエレピ(その他キーボード類)にファンキーなバックが付く、

この手のレコードがやっぱり一番好きなんです。

※前に書いたPETE JOLLYやWEATHER REPORT、BILL EVANSなどと同様※

A面"SOMETHING I CRY"から始まる5曲「SONGS FROM BOSTON」と

B面6曲「SONGS FROM MY CHILDHOOD」と曲名はあるものの両面とも

音が途切れる事なく続く組曲になっていて、ひたすらユルいシンセが気持ちいい

中毒性の強いスローテンポのジャズ・ファンク作です。

レコードならでは、45RPMで聴いても意外とハマるおいしい名盤!!!

 LES McCANN "THE HARLEM BUCK DANCE STRUT"

ということで曲単位で語れないので ↑↑↑↑ コチラをどうぞ。

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WELDON IRVINE / SINBAD (APL1-1363) 1976



説明不要のレアグルーヴ・レジェンド1976年6作目。

自主レーベルNODLEWからの1st & 2ndやSTRATA-EAST作は、

スピリチュアルなジャズファンク、RCA移籍後の三部作は多少ポップ

(前作「SPIRIT MAN」は、ヒップホップ世代には欠かせない重要作)になってます。

そして個人的にはソウル色が濃いこのLPが一番好きです。

STEVIE WONDER"DON'T YOU WORRY BOUT A THING"、

MARVIN GAYE"WHAT'S GOING ON"と定番のカバーも最高!!

更に問答無用のメロウ・ソウル・クラシックス"I LOVE YOU"、DON BLACKMANの

優しい歌声に乗る最高のメロディーは一度聴いたら忘れられません!!

エレピ・ソロがかっこいいミッド・テンポの"MUSIC IS THE KEYS"や"SINBAD"、

"DO SOMETHING FOR YOURSELF"、"GOSPEL FEELING"などオリジナル曲の

出来も最高です。

↓↓↓↓ WELDON IRVINE "I LOVE YOU"

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UNITED VIBRATIONS / GALAXIES NOT GHETTOS (12TONE12002)



TWITTERとかで気になるのが増え、2011年いつに無く新譜を買ってます。

ロンドンのアフロ・ジャズファンク・グループ1作目。

デビューEP「RA!」が好評で、TONY ALLENなどとも共演する今注目のバンドです。

SUN RAやFELA KUTIの影響はモチロンですが、PIGBAG、RIP RIG+PANIC、

POP GROUP、MAXIMUM JOYなどUKポスト・パンクっぽい雰囲気もあります。

ジャケットも[Y RECORD]、[ON-U SOUND]を想起させる感じ…

A面冒頭の三曲"YEAH"、"NO SPACE NO TIME"、"MY WAY"とアフロ・ファンクな

リズム隊にホーンとコーラス、力強いのにどこか冷めた感じがあって面白いです。

B面ミッド・テンポの暗い曲調に乗って全員で合唱するメッセージ色濃厚な"MOTTO"、

サビへの展開が[OI PUNK]風?のシングル曲"RA!"、そして"RA! pt.2"はうって変わって

穏やかでピースフルな打込み系ソウル。"MAYA"は壮大な展開のラストに相応しい大作。

今後が楽しみなグループです。

↓↓↓↓ UNITED VIBRATIONS [LIVE at GLASTONBURY 2010]

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MISSUS BEASTLY / S.T. (6.22030) 1974



ドイツ産インスト・ジャズロック・グループ1974年2nd。

管楽器X2、ベース、ドラム、キーボードのギターレス5人編成で、70年代らしい

硬派なジャズロックが全編で聴けます。

パーカッションのイントロから攻撃的に展開する"JULIA"、

二管サックスの曲名もかっこいい"20TH CENTURY BREAK"、

ドラム・ブレイクもバッチリ決まった"GEISHA"、電化フルートのリフから徐々に

激しさを増していくアブストラクト・ジャズファンク"VACUUM CLEANERS DANCE"、

バイオリン?入りのミッドテンポ・ファンク"PARANOIDL"、

多彩なキーボード類とスペーシーな展開の"FLY AWAY"などなど…

プログレファンにも絶対受ける強烈なアートワークも最高の一枚。

↓↓↓↓ MISSUS BEASTLY "GEISHA"

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RUSTY BRYANT / WILD FIRE (PR10037) 1972



PRESTIGEレーベルから良質SOUL JAZZを多数リリースしてきたサックス奏者

RUSTY BRYANTが名作「FIRE EATER」に続き発表した1972年作。

IDRIS MUHAMMAD(dr)、BILL MASON(org)と前作の主要メンバーが参加、

更にJIMMY PONDER(g)、BUDDY COLDWELL(per)とメンツも最高です。

ファンキーな"WILD FIRE"、"THE ALOBAMA KID"でのオルガンは格別。

STEVIE WONDERのラテン調カバー"IF YOU REALLY LOVE ME"、

サックスがメロウに歌い上げます。

BILLY PRESTONのカバー"ALL THAT I'VE GOT"はモッズ・ファンにも是非!!

全曲自作曲で占められていたら、前作を超える凄いLPになっていたかも…。

↓↓↓↓ RUSTY BRYANT "WILD FIRE"

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KIP HANRAHAN / VERTICAL'S CURRENCY (PAN-42136) 1985



アメリカのパーカッショニスト兼作曲家でレーベル・オーナーでもある

キップ・ハンラハンによる1986年4作目のLP。

メンバーはN.Y.ロフト・ジャズ系(ARTO LINDSAY(g)、DAVID MURRAY(sax))から

ベーシストSTEVE SWALLOW、ヴォーカルにはJACK BRUCE(ex-CREAM)を起用。

ダークなラテン・ジャズですが、この人のLPの中ではかなりポップ寄りです。

A面1.2曲目は比較的普通のラテン物、3曲目はJ.BRUCE流NEW WAVEと続き、

名曲"TWO HEARTEDLY, TO THE OTHER SIDE"、"CHANCES ARE GOOD"、

メロディー豊かなベースにクールなジャック・ブルースの歌が最高に渋い!!

B面も同系統の人気曲"MAKE LOVE 2"から始まり、スペイン調の

"ONE CASUAL SONG"、アフロ・パーカッション"INTIMATE DISTANCES"など多彩。

高音で良く伸びるベースの音色や多国籍な曲調、前衛的なアレンジなど

聴き所満載の名盤です。

同レーベルAMERICAN CLAVEは、TEO MACERO、ASTOR PIAZZOLLAなども

リリースしてますのでそちらも是非!!

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JOHN MCLAUGHLIN / EXTRAPOLATION (MP2170) 1969



名ギタリストJOHN MCLAUGHLINによる1969年デビュー作。

JOHN SURMAN(sax)、TONY OXLEY(dr)、BRIAN ODGES(b)という

英国一流ジャズメンをバックに奔放なプレイが聴けます。

B.ODGESの安定したベースの上をフリーキーなサックスと刻み付けるように

弾かれるギター(後半のメロウなアルペジオや性急なカッティングなど)が素晴らしい!!

後のマイルス・バンドの原型がここで聴けます。

オリジナルのMARMALADE盤は激レアですが、日本盤やアメリカ盤はお手頃。

とは言うものの、曲はフリージャズ寄りなので決して聴き易いとは言えません…

↓↓↓↓ JOHN MCLAUGHLIN "EXTRAPOLATION"

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RADIOHEAD / THE KING OF LIMBS (TICK001LP) 2011



最近のロック・バンドの新譜を買うのなんて何年ぶりだろう。

RADIOHEADも多分「KID A」以降、全く聴いて無かったのに何故か気になって

安かったし買ってみました。
 
NEU!やCANの様なKRAUT ROCKファンには受けそうな音だと思いますが、

ネットとかで調べてみると結構賛否両論(否側が多い)みたいですね…。

個人的にはRADIOHEADに特に何も新しい物を期待して無いし、8曲で約40分という

レコード好きには丁度いい長さだったので気持ちよく聴いてます。

ギターの音はかなり抑えめ、リズム隊重視のエスノ・ファンクって感じでしょうか?

"MORNING MR.MAGPIE"、"LITTLE BY LITTLE"、"LOTUS FLOWER"、

"SEPARATOR"と、この路線としては本当に良い出来だと思います。

ベテラン・バンドって大変ですね、これからは色々新譜も聴いてみないとなぁ。

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