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BOOKER T.JONES /THE ROAD FROM MEMPHIS (87101) 2011



BOOKER T.JONES(org)、「POTATO HOLE」以来二年ぶりの新作。

JOHN LEGENDとのカバー・アルバムも最高だったTHE ROOTSのメンバーや

DENNIS COFFY(g)らのサポートにより期待以上の仕上がり!!

前作は、ギターの音や録音がハード過ぎて買わなかったんですが…

今作はQUESTLOVEのツボを心得たドラムに、往年のオルガンの音色が最高です。

全11曲(内、歌モノが4曲でSHARON JONES、LOU REED!!が参加)、

個人的にMG'S時代から続くキャリアの中で最高傑作じゃないかと思います。

是非アナログで聴いて下さい!! ※CDも付いてます※

↓↓↓↓ BOOKER T."EVERYTHING IS EVERYTHING" PV

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JR.WALKER & THE ALL STARS / LIVE (SS725) 1970



1960年代人気レーベルMOTOWNの看板として活躍し、1980年代まで同レーベル

からヒット曲をリリースしてきたJR.WALKER(vo&sax)率いるバンドのライヴ盤。

1965年のR&Bチャート1位のデビュー・ヒット・シングル"SHOTGUN"や、

同じく1位の後半「TIGHTEN UP」系のノリになる展開がかっこいいメロウ・ノーザン

"WHAT DOES IT TAKES"の豪華メドレーや、その他"HIP CITY"、"HOME COOKIN'"

といった定番コテコテ・ソウルも収録。

1967年にも別のライヴ盤を出してますが、こっちの方が断然良かったです。

名曲"ROAD RUNNER"も入っていれば完璧でしたが、それは欲張り過ぎか…

↓↓↓↓ JR.WALKER "WHAT DOES IT TAKE" -Original ver.-

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PETE BROWN & PIBLOKTO / MY LAST BAND (SHSM2017) 1970



CREAM "WHITE ROOM"の作詞者として有名な英国詩人、PETE BROWNの

HARVESTレーベル期編集盤。以前BATTERED ORNAMENTSを取上げた時に

少し触れましたが、その後メンバーを一新して2作リリースしています。

オリジナルLPはどれも高価なので、おいしいとこ取りのこれが手頃でオススメ。

本業が詩人だけに歌が上手いとは言い難いですが、ブルージーで味のある

声は共感持てます。

そしてなんといっても曲がいい!! JIM MULLEN(g)の作曲センスは抜群です。

"HIGH FLYING ELECTRIC BIRD"のギターとメロウなサックスの響き、

ピアノに合わせて朗々と歌う"STATION SONG PLATFORM TWO"、

PINK FLOYD「DARK SIDE OF THE MOON」の名曲"US AND THEM"を

思い起こさせる"THOUSANDS ON A RAFT"(こっちの方が2年早いですが…)、

後半のトランペット・ソロが聴きモノのフォーキー・ジャズ・ロック"MY LAST BAND"、

穏やかなサイケ・ブルース"GOLDEN COUNTRY KINGDOM"などなど…。

その他"FLYING HERO SANDWICH"とかちょっと変わった題名です。

これが詩人らしい感性!?  歌詞の方も勉強します。

↓↓↓↓ PETE BROWN "THOUSANDS ON A RAFT"

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FELA AND AFRIKA 70 / ZOMBIE (RJ-7395) 1976



数あるFELA KUTIのLPの中でも人気の一枚。

オリジナルのナイジェリア盤は、B面に"Mr. FOLLOW FOLLOW"という曲を収録、

手元の国内盤は、B面"MONKEY BANANA"と"EVERYTHING SCATTER"に

代わってます(両方とも別アルバムのタイトル・トラック)。

1975~76年に渡ってFELAは10枚以上のLPを発表し、今作"ZOMBIE"や

"EXPENSIVE SHIT"、"KALAKUTA SHOW"など中期代表曲を多数リリースしてます。

それだけ訴えたい事が多かったんでしょう。自ら「カラクタ共和国」を造り、軍や警察と

戦いながら不当な弾圧、汚職事件など題材には事欠かず…。

今作もナイジェリアの軍隊をゾンビに喩え皮肉った曲や、西欧教育や雇用による

主従関係を猿と人という図式で表した曲にしている。

FELAとメンバーの凄い所は、それら重い題材をジュジュ風のギターリフや

強力なホーン隊、グルーヴ感に溢れたドラムを伴いポップでファンキーな曲に

昇華できる事。翌1977年に軍部による最大の襲撃事件が起こる以前の傑作です。

詳しく知りたい方は、レコードコレクターズのフェラ・クティ特集を是非!!(94~95年)

↓↓↓↓ FELA KUTI "ZOMBIE"

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SPOOKY TOOTH / SPOOKY TWO (SP4194) 1969



イギリスのサイケ・ロックバンド[ART]にアメリカ人GARY WRIGHT(key&vo)が加入し

1968年に結成されたグループのタイトル通り2nd作。

[THE BAND]などアメリカ南部のロックと英サイケやクリーム的ハード・ロックの

融合が見事な初期二作(1stはポップ寄り)は必聴です。

G.WRIGHT&M.HARRISONのツイン・ヴォーカル、ハードなギター、オルガンと

後のハード・ロックの原型が聴けます。

冒頭曲、オルガン・リフとファンキーなドラムの"WAITIN' FOR THE WIND"、

9分半に及ぶ高低ヴォーカルのハモりとギター・ソロが強力な"EVIL WOMAN"、

女性コーラス入りのゴスペル・ボレロ"LOST IN MY DREAM"、後半の抒情的な

展開が泣ける"BETTER BY YOU、BETTER THAN ME"など。

英国らしい独特の湿り気のある曲調ながら、聴くほどに味わいの出てくるLPです。

この後、フランスの実験音楽家ピエール・アンリとの共作やメンバー・チェンジ

などで1974年に解散。

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MUSLIMGAUZE / UZI MAHMOOD (SOL161) 2009



9.11からビンラディン容疑者の死。ファタハとハマスの和解があったものの

不安定な情勢が続くパレスチナ問題…。

反シオニズムを掲げ一貫して中東問題を制作の糧としてきた人で1999年、

37歳の若さで亡くなったイギリス人BRYN JONESによるソロ・プロジェクト

MUSLIMGAUZEの音楽を今こそ。

相当多作(2,000曲以上)の人で、83年から数えきれない程のアルバムが出ています。

限定盤など手に入りにくい形でのリリースが多く、今なお再発や未発表音源が多数あり、

人気は衰えません。

アナログ・シンセとアラブ系の音階や楽器を組み合わせた実験的な作風ながらも、

強烈なビートやダビーな音作りでDJやテクノファンからの支持も多いみたいです。

今作は、晩年1998年にリリースされた12インチシングルに多くの未発表を追加した

13曲入りの2LP+12"仕様。

全編暗く重たいリズムに簡素なコラージュ、書くのが難しいのでコチラからどうぞ。

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THE FOURTH WAY / THE FOURTH WAY (ST-317) 1969



後にソロとしても活躍する、MICHAEL WHITE(vln)とMIKE NOCK(el-p)が在籍の

ジャズ・ロック・カルテット、1969年デビュー作にして唯一のスタジオ録音盤。

この後、2枚のライヴ盤を残して解散してます。

WEATHER REPORTやNUCLEUS、中期SOFT MACHINEが好きな自分には、

外せない一枚。

エレピとヴァイオリンの双頭コンボ、当時はかなり異色だったんじゃ無いでしょうか?

ドラム・ブレイクから始まるジャズ・ファンク"EVERYMAN'S YOUR BROTHER"、

"THE SYBIL"、ピアノとウッドベースのイントロに流麗なヴァイオリン・ソロが聴ける

スピリチュアル・スロー・ワルツ"CLOUDS"、各ソロ回しも見事な"OPENING"、

ジャズ・ロック作"BUCKLEHUGGIN"、"GEMINI TRAJECTORY"、フリー・ジャズ風の

"DANCE OF THE MECHANICAL MEN"など収録。

※70年代のMICHAEL WHITEのソロ作はどれも必聴です。

↓↓↓↓ THE FOURTH WAY "EVERYMAN'S YOUR BROTHER"

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TOM SCOTT / THE HONEYSUCKLE BREEZE (YS-8512) 1967



フュージョン界の人気サックス奏者、TOM SCOTTの1967年作。

レア・グルーヴやヒップホップ・ファンからは"TODAY"(PETE ROCK&C.L.SMOOTH

"T.R.O.Y."でのサンプリング)収録で注目されレア盤扱いになってますが、個人的には

5ケタになるような内容のLPではない気がします(オリジナルは1万円位?)…。

BEATLES "SHE'S LEAVING HOME"、DONOVAN "MELLOW YELLOW"、

ASSOCIATION "NEVER MY LOVE"、JOHN COLTRANE "NAIMA"などカバー中心。

前述"TODAY"もJEFFERSON AIRPLANEの曲です。

THE CALIFORNIA DREAMERSという女性コーラスが入り、全編リラックスした

ポップ・ジャズとサイケ風味のフォーク・ロックが聴けます。

トム・スコット作曲のオリジナル、電化サックスとヴィブラフォンが入るジャズ・ロック

"BLUES FOR HARI"が一番好きだったりします。

↓↓↓↓ TOM SCOTT "TODAY""BABY I LOVE YOU""BLUES FOR HARI"

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PAT WILLIAMS / THRESHOLD (ST-11242) 1973



映画やテレビのサントラからレイ・チャールズ、ビリー・ジョエル、ポール・アンカ、

ポール・サイモン、ディオンヌ・ワーウィック、ブライアン・セッツァーなど数多くの

オーケストラアレンジなども手掛けるアメリカの作曲家、PATRICK WILLIAMSの

1973年ソロ名義作。

TOM SCOTT(ts/fl)、LARRY CARLTON(g)、LARRY BUNKER(per)など参加。

冒頭ドラム・ブレイク入りの"AND ON THE SIXTH DAY"、サスペンス・サントラ風の

弦楽器がかっこいい"THE WITCH"、ファンキーなフルート・ソロやビッグバンド・アレンジ

からメロウなサックスへと展開していく"THRESHOLD"、ハーモニカとベースのリフが

クールなジャズ・ファンク"MR.SMOKE"など収録。

各曲7~9分台と長尺なので、1曲の中に様々な展開があって面白い一枚です。

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POLY STYRENE / TRANSLUCENCE (UAG30320) 1980



今年2011年4月25日に53歳という若さで亡くなったUK-PUNK / NEW WAVE

人気バンド X-RAY SPEX.の女性ヴォーカリスト、1980年1stソロ。

X-RAY SPEX時代とはうって変わって穏やかなアルバムでレゲエ、エスノ、

ファンク、ジャズ、フォークなど多種多様なポップ作です。

英国レア・フォーク・グループHERONのギタリスト、G.T.MOOREや

ANNETTE PEACOCK他のLPに参加するクマ原田などをバックにリラックスした

歌声を聴かせてくれます。

コンガ入りの"DREAMING"、エスノ・ニュー・ウェーヴ・ポップ"TALK IN TOYTOWN"、

ゆるいオルガン入りのレゲエ・ナンバー"HIP CITY HIP"、フルート入りのフォーク

"SHADES"、"ESSENCE"などなど…

N.W.らしいシンセの音色と多国籍な楽曲が不思議な何度も聴き返したくなるLPです。

今年に入って新作「GENERATION INDIGO」を発表しただけに訃報は残念。

-R.I.P. POLY STYRENE- "SHADES"

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OLYMPIC RUNNERS / PUT THE MUSIC WHERE ~ (GP142) 1974



国内盤帯付で紹介(古い携帯で撮ってるものでボケてますが)。

日本盤の7インチとかディスコ・コンピなんかによく登場するアフロおじさんが!!

オリジナルは、黒人女性のアップなのに…。しかも邦題「バンプで踊ろう」って?

  これがオリジナル!!

UK産ファンク・バンド、オリンピック・ランナーズの1974年1st。

PETE WINGFIELD(元JELLYBREAD、ソロ作は最高!!)、JOE JAMMER、

MIKE VERNONなどブルース出身の白人メンバーが中心ながら、

このバンドでは見事にポップでファンキーな演奏が聴けます。

インストをメインに ULTIMATE BREAKS & BEATSにも収録されたタイトル曲や、

"SPROUTIN' OUT"、"EV'RY ONE A WINNER"、"DO IT OVER"など軽快な

ファンク・ナンバーを多数収録。

ミドル・テンポのレゲエ曲"JUST ONCE IS ENOUGH"、オルガンが心地いい

メロウグルーヴ"BE MY MAN SQUEEZE"も最高です。

全編打ったドラムにクラヴィネットやエレピが入っていて、クラブ人気も納得の一枚。

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DON COVAY / DIFFERENT STROKES FOR DIFFERENT FOLKS (JLS3038)



「SEE-SAW」等でお馴染みR&BシンガーDON COVAYが1969年より率いた

THE JEFFERSON LEMON BLUES BAND名義の1971年作。

録音は聖地マッスル・ショールズ、ファンキーでブルージーなアルバムです。

「Breakdown Baby!」の掛け声から始まるドラム・ブレイク入りのファンク

"BAD LUCK"やPETE ROCKのサンプルとして人気の極上スウィート・ソウル

"IF THERE'S A WILL THERE'S A WAY"を収録。

ミック・ジャガー似?の熱いヴォーカルに南部フィーリングの柔らかい演奏が

うまいことマッチしてます。

ルーズなノリのファンク・ブルース"SWEET THANG"、オルガンが心地いい

"IN THE SWEET BYE & BYE"、カズーと女性コーラス入りゴスペル・フォーク

"WHAT'S IN THE HEADLINES"など他の曲もほっこり暖かい名作。

↓↓↓↓ DON COVAY "WHAT'S IN THE HEADLINES"

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THE DELFONICS / THE DELFONICS (PG1153) 1970



1968年の1stから"LA-LA MEANS I LOVE YOU"などのヒット曲をリリースした

初期PHILLY代表的コーラス・グループTHE DELFONICS 1970年3rd。

Prod.&ArrはTHOM BELL、スロー・テンポのドリーミーな曲で占められてます。

"DOWN IS UP,UP IS DOWN"、"FUNNY FEELING"、"BABY I LOVE YOU"、

"TRYING TO MAKE A FOOL OF ME"など3分前後の良曲揃いです。

聴くきっかけは、タランティーノ作の映画「ジャッキー・ブラウン」で使われた

"DIDN'T I (BLOW YOUR MIND THIS TIME) "

パム・グリアーがレコードをかけるシーンが印象的でした。

更に、この後の展開でも重要な役割を果たすし…

※(この映画で使われた曲はどれも最高なのでこちらも是非!!)

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OHIO PLAYERS / HONEY (SRM1-1038) 1975



エロジャケと言えばコレ。OHIO PLAYERSの1975年7作目のLP。

CAPITOL、WESTBOUNDとレーベルを渡り歩き、前年MERCURYレーベル移籍後

「SKIN TIGHT」、「FIRE」とメロウ・ファンク路線を推し進めリリースした最高傑作!!

※「燃え上がる黒い官能のサウンド、これぞ極めつけ"ソウルのエクスタシー"」

当時の帯にこんな風に紹介されてます…

この上なくスローでドリーミーなアレンジ&コーラス・ハーモニーの"HONEY"、

"SWEET STICKY THING"、"LET'S LOVE"、"ALONE"という名曲が揃ってます。

ドロドロの"FOPP"やRED HOT CHILLI PEPPERSのカバーでもお馴染み

"LOVE ROLLERCOASTER"などファンキーな曲も収録。

↓↓↓↓ OHIO PLAYERS "SWEET STICKY THING"

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HATFIELD & THE NORTH / THE ROTTERS' CLUB (V2030) 1975



今更説明の必要のないほどの名盤ですが…

カンタベリーの一流ミュージシャンが結集したHATTFIELD & THE NORTHの

1975年2nd。CARAVAN、GONG、EGG、MATCHING MOLEからそれぞれ参戦、

ゲストにはHENRY COWのメンバーや、BARBARA GASKINなどなど…

カンタベリー音楽シーンの層の厚さには驚かされます。

A面、ポップなヴォーカルナンバー"SHARE IT"で幕開け。エレピとギターのクリアーな

音色から徐々に激しい展開(カンタベリー特有のファズ・オルガン入り)になっていく

小曲が3曲続き、7分台の前衛的な"THE YES NO INTERLUDE"からスキャット入りの

"FITTER STOKE ~"、歌とフルートの落ち着いた"DIDN'T MATTER ANYWAY"へ。

B面、ジャズ・ボッサ調の"UNDERDUB"から組曲"MUMPS"に突入!!

高度で濃密な一大ジャズ・ロック絵巻。激しいテンポチェンジを繰り返しながらも

演奏は常にクール且つポップ、エレピやギター、女性スキャットも涼しげな超大作。

「百読は一聴に如かず」ということで未聴の方は是非。ジャケットも最高です。

 HATFIELD & THE NORTH "1973 - 1975"

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SANTANA / WELCOME (SOPN-55) 1973



真っ白になってしまいましたが、本当はエンボスで「Welcome」と書いてあります。

1973年、名作「CARAVANSERAI」後にリリースされた5作目のLP。

サンタナは、JORGE SANTANA関連やSAPOなどラテン・ファンク勢とも繋がるし、

安くて内容の良い作品ながら、案外聴かず嫌いの若い人多いんじゃないでしょうか?
 
70年代ロック、プログレ、ジャズ、ファンク、ラテンの良質なミクスチャーが聴きたければ

この人の70年代前半~中盤の作品は外せません。

メロトロンとオルガン主体のALICE COLTRANE作"GOING HOME"が冒頭曲。

LEON THOMASとWENDY HAASをゲスト・ヴォーカルに迎えて作られた

"LOVE,DEVOTION & SURRENDER"、"WHEN I LOOK INTO YOUR EYES"では、

AOR好きも納得の爽やかなメロウ・ソウルが聴けます。

エレピとフルートが心地良いラテンフュージョン"SAMBA DE SAUSALITO"、

カリンバ入りのアフロ物"MOTHER AFRICA"、SANTANAのギター、T.COSTERの

オルガン、M.SHRIEVEのドラムが激しくせめぎ合う長尺ナンバー"FLAME SKY"、

JOHN COLTRANE作感動のラスト"WELCOME"などインスト曲も充実。

サンタナ入門編にも最適なアルバムです。

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GEORGE BENSON / SHAPE OF THINGS TO COME (SP3014) 1969



1964年デビュー作以来、モダン~ファンキー~メロウとスタイルを変え、

第一線で活躍してきた人気ギタリストGEORGE BENSON、1969年作。

A&M(CTI)移籍後の一枚目です。アレンジはもちろんDON SEBESKY。

O'DONEL LEVYの諸作にも参加のCHARLES COVINGTON(org)や、

RON CARTER(b)、IDRIS MUHAMMAD(dr)、曲によってSTAN WEBB(fl)

HERBIE HANCOCK(p)、RICHARD DAVIS(b)なども参加と良い面子です。

セベスキー流の豪華な管弦楽アレンジとベンソンのギターが上手くマッチしてます。

PETE ROCK、DIAMOND.Dのサンプリング元の"FACE IT BOY,IT'S OVER"や、

"FOOTIN' IT"で知ったLPですが、それだけで終わらせるのは勿体ない傑作です。

ファンキーとメロウの中間に位置する時期のG.BENSONの最良のプレイが

収められています。CTIレーベル再評価が高まる今こそ聴いて欲しい一枚。

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RAMSEY LEWIS / SUN GODDESS (SOPN-118) 1974



ARGO/CADETレーベルでのデビュー以来コンスタントにLPをリリース、

「THE IN CROWD」が有名ですが、"LES FLEUR"収録の「MAIDEN VOYAGE」や、

ビートルズ「ホワイト・アルバム」カバー集「MOTHER NATURE'S SON」なども人気。

また、YOUNG=HOLTコンビや E.W&F.の M.WHITEを輩出してきました。

今作は、1974年本格的にフュージョンを取上げたヒット作。MAURICE WHITEら

E.W.&F.メンバーが参加し、アレンジ/プロデュース陣はCHARLES STEPNEY、

TEO MACERO、RICHARD EVANSと超豪華です。

冒頭"SUN GODDESS"のカッティング・ギターからコーラスの入りも完璧!!

STEVIE WONDERカバーの"LIVING FOR THE CITY"や"GEMINI RISING"は、

トリオ録音ながら音色やリズムが多彩。

"LOVE SONG"は、R.EVANSらしいブレイクビーツにストリングス&ホーンが入り、

素朴なピアノに彩りを添えます。"JUNGLE STRUT"は、スペーシー・アフロジャズ。

アブストラクトなジャズ・ファンク"TAMBURA"、E.W.&F.のコーラス・ハーモニーも

絶品の"HOT DAWGIT"など未だ色褪せない名盤です。

※↓↓↓↓ ギタリスト 星川薫さん "SUN GODDESS"の良質カバー!! 



本日4/20 (WED) 高円寺JIROKICHIにてライブ!!!!

往年のJAZZ FUNK 好きの方々はもちろん、NEW MASTERSOUNDS、

SPEEDOMETER、など若いファンク・ファンもニヤリとしてしまう内容の

新作 2ndアルバム「Do The Gator Alligator」要チェックです!!!
 
>> -TOKYO CHITLIN' CIRCUIT- <<
 

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ROY AYERS UBIQUITY / HE'S COMING (PD-5022) 1972



1960年代から JACK WILSONや HERBIE MANNなどのバックを務め、

1967年、ATLANTICレーベルより「VIRGO VIBES」などソロ作を数枚リリース。

1970年POLYDOR移籍後、UBIQUITY名義でリリースした(個人的)最高傑作!!

HARRY WHITAKER(el-p/organ)、SONNY FORTUNE(tp)、SAM BROWN(g)、

JOHN WILLIAMS(b)、BILLY COBHAM(dr/per)などバックも豪華。

ファンキーな曲調に電化ヴァイブが入る"HE'S A SUPERSTAR"から名作の匂い…

完璧すぎて特に書く事ありません。

名曲"WE LIVE IN BROOKLYN BABY"、"SWEET TEARS"など収録。

録音は、RUDY VAN GELDERなんですね。

CD化もされて身近な名盤(¥1,000ちょっと)になってます、未聴の方は是非!!

↓↓↓↓ ROY AYERS "WE LIVE IN BROOKLYN BABY"

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ROUND HOUSE / 'SCUSE ME (1C062-29438) 1972



ドイツ産ファンキー・ジャズロック、HARVESTレーベルよりリリース1972年1st。
 
同年に「DOWN TO EARTH」というアルバムも出しているらしいです。

6人編成で管楽器入り、ヴォーカルや曲調にCHICAGOなど米ブラス・ロックや

英国プログレッシヴ・ロックの影響がみられます。

ベースとドラムがファンキーな人気曲"I HEAR YOU CALL"が有名ですが、

ヴィブラフォンとフルートの涼しげな音から、徐々に激しい展開になっていく

インスト・ジャズロック"SCUSE ME"、ハードなギターリフとオルガン・ソロがかっこいい

"SUNSHINE IN MY EYES"、ジャズロック期MANFRED MANN好きは、必聴の

"MOTIVES"、"CIRCLE OF DREAMS"など最高です!!

↓↓↓↓ ROUND HOUSE "I HEAR YOU CALL"

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