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O QUATETO / ANTOLOGIA DA BOSSA NOVA ・20 ANOS DEPOIS (6349 301)



1977年、ボサノヴァ生誕20周年を記念して制作されたコーラス・グループ唯一作。

TOM JOBIM、ROBERTO MENESCAL、BADEN POWELL、

JOAO GILBERTO、MARCOS VALLEなどの定番曲をメドレー形式でカバーした

ブラジリアン・メロウ・グルーヴ人気盤。

シンプルなアレンジにCASAR MARIANOのユルいエレピの音色も心地よく、

70年代初期ビーチ・ボーイズ風のコーラス・ワークも絶妙です。

ストリングスとエレピのイントロから涼しげな"ZELAO / O NOSSO OLHAR"

スキャット・コーラスの掛け合いがかっこいい"CEU E MAR"

カバー曲の定番"VOU DEITAR E ROLAR / DEIXA"

"CORCOVADO / INSENSATEZ / DESAFINADO"の黄金メドレー。

その他ヴィオロンとパーカッションが効いた"OBA-LA-LA"、

スローでじっくり聴かせる"MANHA DE CARNAVAL"など

これからの時期にピッタリの涼風吹き抜ける一枚です。

↓↓↓↓ O QUARTETO / CEU E MAR

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DIGA RHYTHM BAND / DIGA (UAS29952) 1976

 

GRATEFUL DEADのドラマーMICKEY HARTプロデュースによる

総勢11名の打楽器奏者からなる傑作サイケ・パーカッション1976年唯一作。

ヴィブラフォンやマリンバが入っているので全編メロディー豊かでポップです。

ZAKIR HUSSAINなどタブラ奏者が6人というのが凄い!!

A面"RAZOOLI"、"HAPPINESS IS DRUMMING"ではJERRY GARCIAが

流麗なギターを聴かせてくれます。

めまぐるしい展開をみせる15分の長尺曲"TAL MALA"、

ヴィブラフォンの穏やかな音色に高低様々な音階の打楽器が乱舞する

"SWEET SIXTEEN"、"MAGNIFICENT SEVEN"も最高。

ミニマル物とも民族音楽ものとも一線を画す異色の音世界の傑作です。

↓↓↓↓ DIGA RHYTHM BAND "RAZOOLI"

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DJAVAN / LUZ (DML-12319) 1982



ブログ移転しようと思ったんですが、こちらの方が使いやすいので…

今までの趣味のレコード紹介はこのサイトで更新していきます。


IVAN LINSやMILTON NASCIMENTOらと並び大好きなブラジルのSSW

DJAVANによる通算4作目、1982年作。

"MYSTIC BREW"でおなじみRONNIE FOSTERをプロデューサーに迎え、

HARVEY MASON(dr)、JORGE DALTO(p)、HUBERT LAWS(fl)、

ERNIE WATTS(ts)など参加メンバーも豪華です。

そして、名曲"SAMURAI"ではなんとSTEVIE WONDERがハーモニカで参加!!

その他"LUZ"、"ACAI"の哀愁のメロディーが心地良く、

ファンキーなAOR好きも必聴のラスト"MINHA IRMA"まで全曲最高です。

↓↓↓↓ DJAVAN "SAMURAI"

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MARIA D'APPARECIDA / CHANTE B.POWELL (26513) 1977



フランスの女性シンガーMARIA D'APPARECIDAによる1977年作。

タイトル通り全曲BADEN POWELLの楽曲で占められていますが、

なんとBADEN POWELL本人が演奏にも参加しており、

素晴らしいギター&コーラスを聴かせてくれます。

クラブでも人気の"DEIXA"、エリス・レジーナのヴァージョンでお馴染みの

軽快な"QUAQUARAQUAQUA"はもちろん最高!!

その他サンバ・ナンバー"AMANHECER"、哀愁のヴォーカルと見事に並走する

ギターが素晴らしい"SAMBA DO PERDAO"など収録。

ジャケットの出来も含め、数ある欧州ボサノバ物の中でも屈指の名作です。

これも是非CD化して欲しい一枚。


 ※今回紹介のLPとはあまり関係ありませんが…

↓↓↓↓ BADEN POWELL "CANTO DE OSSANHA -1979-"

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JACK PARNELL & HIS ORCH. / BRAZILIANA (MFP50327)



ほとんど持っていないブラジル物から一枚。

イギリスのドラマーJACK PARNELLによる1977年作です。

定番のカバーがほとんどですがヴォーカルとしてMADELINE BELLが

参加していたり、各曲のソロ・パートを担うメンバーも意外と豪華。

サバービア誌などにも取り上げられるだけあってお洒落な音です。

"TRISTEZA"、"ONE NOTE SAMBA"、"THE GIRL FROM IPANEMA"

"WAVE"、"AGUAS DE MARCO"は当然収録。

個人的には、茶目っ気のあるヴォーカルとファンキーな展開の"VIRAMUNDO"、

"DEIXA ISSO PRA LA"の様な曲が好きです。


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FELA KUTI & ROY AYERS / MUSIC OF MANY COLOURS (PHD/003)



ブラック・ミュージック界の最強タッグ!!

このブログで何度も紹介しているお二方、FELA KUTIとROY AYERSによる

1980年夢の共演作です。

片面1曲ずつの大作、A面はFELA作 "AFRICA-CENTRE OF THE WORLD"、

中~後期FELAらしいミドル・テンポ曲で、TONY ALLENが久々に参加。

この曲は、ROY AYERSの次作LPのタイトルになってカバーもしてます。

B面はROY作 "2,000 BLACKS GOT TO BE FREE"、これが最高!!

ハウス系DJからの熱い支持も納得のアフロ・ディスコ・ファンク。

AFRICA'70をバックにロイ・エアーズ節全開、冒頭のヴィブラフォン・ソロから

エコーの効いたヴォーカルや女性コーラス、キャッチーなホーン・リフ、

軽快なコンガにカッティング・ギターと、おいしい要素満載です。

オリジナルはナイジェリア盤なので見つけるのは難しいですが、

CDもでてますので是非聴いてみて下さい!!

↓↓↓↓ FELA & ROY "2,000 BLACKS GOT TO BE FREE"

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D.R.S.&S.B. / SOUL STEEL & SHOW (HJN257) 197?



グループ名の通りオランダのスティール・パン物ショー・バンド。

ジャケットからしてやってくれそうな匂いがプンプンしますが、

数あるスティール・パン・バンドの中でも飛び抜けてファンク度の高い最高の内容!!

全曲カバー(最近そういうのばっかり紹介してます…)ですが、演奏も歌も高水準。

BUDDY MILES作"DOWN BY THE RIVER"は、コーラスのハモりも見事、

続く"THEME FROM SHAFT"定番ですがパンが入ると軽やかでいい感じです。

THE CHI-LITESの"STONED OUT OF MY MIND"も人気のカバー曲、

MARYANN FARRAにも負けない仕上がり。

JOE COCKERでお馴染み"FEELIN' ALRIGHT"もアップ・テンポの力作。

その他、KOOL & THE GANG"FUNKY STUFF"、J.HENDRIX"HEY JOE"など

単なるスティール・パン物に収まらないギター、ベース、ドラム(パーカッション)陣の

ファンキーな演奏も素晴らしいです。オススメ!!

↓↓↓↓ D.R.S.&S.B."STONED OUT OF MY MIND"

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FELA AND AFRIKA 70 / ZOMBIE (RJ-7395) 1976



数あるFELA KUTIのLPの中でも人気の一枚。

オリジナルのナイジェリア盤は、B面に"Mr. FOLLOW FOLLOW"という曲を収録、

手元の国内盤は、B面"MONKEY BANANA"と"EVERYTHING SCATTER"に

代わってます(両方とも別アルバムのタイトル・トラック)。

1975~76年に渡ってFELAは10枚以上のLPを発表し、今作"ZOMBIE"や

"EXPENSIVE SHIT"、"KALAKUTA SHOW"など中期代表曲を多数リリースしてます。

それだけ訴えたい事が多かったんでしょう。自ら「カラクタ共和国」を造り、軍や警察と

戦いながら不当な弾圧、汚職事件など題材には事欠かず…。

今作もナイジェリアの軍隊をゾンビに喩え皮肉った曲や、西欧教育や雇用による

主従関係を猿と人という図式で表した曲にしている。

FELAとメンバーの凄い所は、それら重い題材をジュジュ風のギターリフや

強力なホーン隊、グルーヴ感に溢れたドラムを伴いポップでファンキーな曲に

昇華できる事。翌1977年に軍部による最大の襲撃事件が起こる以前の傑作です。

詳しく知りたい方は、レコードコレクターズのフェラ・クティ特集を是非!!(94~95年)

↓↓↓↓ FELA KUTI "ZOMBIE"

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MONOMONO / THE DAWN OF AWARENESS (ST-11324) 74年



74年ナイジェリア産アフロ・ビート名作。

GINGER BAKERの映画でセッションしたJONI HAASTRUPと

FELA KUTI & AFRICA70に参加したFRIDAY JUMBOを中心に結成。

全6曲(4~6分程度)と聴き易い内容で歌声も素朴でまろやか、

名門CAPITOLレーベルからのリリースも納得できます。

アフリカの打楽器群と、エレピやギターのリフレインも最高!!

1曲に詰め込まれた多彩な展開や、ヨルバ語の2曲にみられる意志、

「意識の夜明け」という意味深なタイトルもそそります。


アフロ物の紹介ということで思い出しました。去年日本公開の「SOUL POWER

3月4日いよいよDVDリリースです。未公開映像に期待しましたが…

「ジェームス・ブラウン“Try Me”、シスター・スレッジ“On and On”他、

ミリアム・マケバのプライベートセッションなど約42分収録」

みたい…、映画のパンフにある曲数からすると随分少ないです残念。

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JOE BATAAN / CALL MY NAME (VAMPI 055) 05年



70年代FANIA、SALSOULなどで活躍してきたNYラテン界の重鎮2005年作。

ジャケの雰囲気や、内容の素晴らしさから未発表音源か何かかと思ってましたが、

新作だったんですか。1942年生まれなので、63歳の時のLPでしょうか… 驚愕!!
 
名盤「SALSOUL」「AFROFILIPINO」などにも比肩するファンキー・ラテンの傑作です。

VAMPI、DAPTONE 周辺の若手をバックに最高のLPを作ってくれました。

ハウス系DJにも人気のメロウチューン"CALL MY NAME"、怒涛のドラム・ブレイク

から始まる"CHICK-A-BOOM"、ハスキーなヴォーカルがカッコいいラテン・ソウル

"CYCLES OF YOU"などなど…

アナログは結構値上がりしてるみたいなので、見つけたら買いです!!

↓↓↓↓ JOE BATAAN "CHICK-A-BOOM" ※音量大きめなので注意して下さい※

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CYMANDE / PROMISED HEIGHTS (JXS7004) 74年



ジャマイカ周辺の多国籍アフロ / カリビアン・ファンクバンド 74年3rdです。

"BRA"、"FUG"などブレイク・ビーツファンにはお馴染みの1st、2ndにつづき

リリースされたこのLPは、かなり洗練されてメロウな歌モノが多くなってます。

ミッドテンポでゆったりした曲調に一際ファンキーなベースラインや音色豊かな

ギター、いい感じのタイミングで出入りするコンガも最高。

レア・グルーヴ定番"BROTHER ON THE SLIDE"、"THE RECLUSE"の様に

熱くもぬるくもなり過ぎない絶妙なアフロ物ってかなり稀です。

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FELA KUTI / TEACHER DON'T TEACH ME NONSENSE (833525-1)



昨年の紙ジャケットCD化を祝してFELA KUTI & EGYPT 80名義の86年後期作。

片面1曲ずつ(インスト&ヴォーカルと分かれてますが)約52分間、

プロデュースはWALLY BADAROUという超絶アフロ・トリップ盤!!!

政治的で過激な歌詞は相変わらずですが、音はまろやかですっきりした感じです。

特にB面の"LOOK AND LAUGH"が素晴らしく、ミッドテンポで延々繰り返す

ベースとカッティングギターにオルガンが気持ちいい名曲です。

全盛期のビシッと決まったファンキーなアフロ・ビートもいいですが、

フェラ・クティのメロウサイドを代表するこのアルバムも是非聴いてみて下さい。

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ASSAGAI / ASSAGAI (2670 394) 71年



イギリスのロック/プログレ人気コレクタブルレーベル、VERTIGOからリリースされた

AFRO ROCK / FUNK バンド1stです。(これは、ジャケ違いの70年代再発盤)

南アフリカ出身のピアニスト、クリス・マクレガーなどのバックでも活躍した、三人の

在英アフリカン DUDU PUKUWNA、LOUIS MOHOLO、MONGEZI FEZA らが

中心メンバーです。

一曲目、"TELEPHONE GIRL" がアフロレアグルーヴ定番としてで有名ですが、

ビートルズの母国語カバー"HEY JUDE"、ラストのメロウファンク"I'LL WAIT FOR YOU"

なども聴き逃せません!! アフリカのパーカッション類はホントにいい音ですねー。

下のジャケットがオリジナルですが、個人的には上の再発の方が勢いがあって好きです。


  (VERTIGO 6360 030)

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TONY ALLEN / BLACK VOICES (COMET 005) 2LP



99年世界デビュー盤(75年から数枚出してますがようやく)。

FELA KUTI & AFRICA 70の土台を支えた名ドラマーとして有名です。

2010年現在70歳!! なんですが、若い頃以上に精力的に活動してます。

手数が多いのに柔らかい不思議なドラミング(特にスネアの音がヤバイ!!)が

人間国宝級、いつまでも聴いていられる最高のアフロビートドラマーです。

ハウスやヒップホップでの人気も頷けます。

このLPは、P-FUNKのMIKE "CLIP" PAYNEと "MUDBONE" COOPERも参加、

更に今年になって、リマスター&未発表セッションを追加したCDが出ましたので

是非聴いてみて下さい。

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JOAO DONATO / A BAD DONATO (BTS 21)  70年



ブラジリアンファンク最高峰盤!! 全編アップテンポの激ファンキー作。

DON MENZA、OSCAR NEVES、PAULINO、DOM ROMAOなど

おなじみのメンバーにDEODATOのホーンアレンジも完璧。

パーカッシヴなオルガンにファンキーなリズム&ホーンがビシビシ決まります。

"THE FROG"、"MOSQUITO"など全10曲最高のダンスミュージックです。


因みに、このLPなぜかジャケットがボロボロ(天地裂けやウォーターダメージ)の

ものが多く美品で見つけるのは難しいです。

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MANDINGO / THE MUSIC OF MANDINGO(MFP50428) 79年



とりあえず全カテゴリー制覇を目標に今回は、アフロファンクを取り上げました。

UK/EMI(STUDIO-2/MFP)のスタジオミュージシャン的な人達のバンド?らしいです。

このLPは73~77年の編集盤で、"BLACK RITE"や"SACRIFICE"という曲は最近の

コンピにも収録されてました。

全編インストですが、とにかく多彩な楽器(太鼓類)を使ってるので飽きません。

サイケなイントロ、乱打するドラム&コンガ、カッティングギターや厚いホーン隊、

3分弱の短い曲調とアフロ系ライブラリー物みたいな感じでオススメです。

サントラ好きの人も是非聴いてみてください!!

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