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60~70年代を中心にSoul/Funk,Jazz,Rockなどなど http://curiousrecords.jp/ facebook.com/curiousrec522
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QUIET SUN / MAINSTREAM (AN-7008) 1975



ROXY MUSICのPHIL MANZANERAを中心に1971年に結成、録音機会に

恵まれることなく一度は解散したものの、ロキシー参加~ソロ制作の流れの中で

1975年に再結成して作られた唯一作。

メンバーは、P.MANZANERA(g)、THIS HEATのCHARLES HAYWARD(dr)、

MATCHING MOLEのBILL MAcCORMICK(b)、DAVE JARRETT(p,el-p,org)の

四人にゲストとしてBRIAN ENOが参加してます。

カンタベリー・ジャズロックを語るうえで欠かせない名盤。

ミニマルなピアノのイントロからファズを効かせたギター&オルガンが強烈な

"SOL CALIENTE"、ENO風のエレピとシンセによる穏やかな"R.F.D."、

リリカルなピアノ・ソロが素晴らしい"TROT"、変拍子のイントロからポップに展開する

唯一のヴォーカル曲"RONGWRONG"とさすがの出来です。

NIGEL SOPER氏によるアートワークも絶品。

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WEBSTER LEWIS / TOUCH MY LOVE (25 3P24) 1978



フリー、スピリチュアル、ジャズファンク、メロウ・ソウルと時代と共に

音楽性を変化させてぃた鍵盤奏者WEBSTER LEWISの1978年作。

1971年ノルウェーでのデビュー・ライブ盤「LIVE AT CLUB 7」は、

市場にほとんど出回らないレア・グルーヴの幻盤として有名です。

その後STANLEY COWELLらと PIANO CHOIR を結成、STRATA-EASTに

実験的な2枚のLPを残している。

ポップな作風になったきっかけは、HERBIE HANCOCKのサポート活動や

EPICレーベルに移籍したことが大きかったでしょう。本作はEPICからの2作目。

ディスコ色が強かった前作「ON THE TOWN」からよりメロウな路線に変わった傑作。

C.DUPREE(g)、R.BRECKER(ts)らをバックにエレピや女性コーラス、

オーケストラによる幅の広い音作りが素晴らしい!!

"HIDEAWAY"、"BARBARA ANN"、"TOUCH MY LOVE"、"LOVING"など自作曲の

出来も完璧。14分に渡る壮大な"SEASONS"のピアノの響きも最高です。

↓↓↓↓ WEBSTER LEWIS "BARBARA ANN"

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BOBBI HUMPHREY / FANCY DANCER (BN-LA550) 1975

             

BLUE NOTEやEPICレーベルに数枚のLPを残す女性フルート奏者、

BOBBI HUMPHREY 1975年6作目(BLUE NOTEでのラスト作)。

全盛期はやはりSKY HIGH PRODUCTIONSと組んだ「BLACK AND BLUE」、

「SATIN DOLL」と本作でしょう。

以前、JOHNNY HAMMOND「GEARS」の時にも書きましたが、

LARRY & FONCEのMIZELL BROTHERSによる作品はどれも最高。


※7月11日に他界したFONCE MIZELL氏は、MOTOWN(特にJACKSON 5関連)

の作曲チーム、THE CORPORATIONにも参加していた名作曲家兼アレンジャー。

LARRY氏は昨年THEO PARRISHとも曲を作っていたので、それぞれの活動に

期待していたのに残念です…。(上記写真:右 FONCE MIZELL氏)


本題に戻りまして…。BOBBI. HUMPHREYのアルバムです。

ファンキーな作風が多い彼らの作品の中でフルートがメインということもあってか、

前の二作同様ゆったりとした曲調が多くを占めており、

中でも本作「FANCY DANCER」は最高にメロウなアルバムです。

ラテン調の"UNO ESTA"、ミゼル兄弟らしいビシッと決まるドラムとゆるい

コーラス&フルートの"YOU MAKE ME FEEL SO GOOD"、マリンバの柔らかい

響きが最高の"FANCY DANCER"、流れるようなシンセとピアノのリフから

ゆっくり登りつめていく名曲"PLEASE SET ME AT EASE"など収録。

↓↓↓↓ BOBBI HUMPHREY "PLEASE SET ME AT EASE"

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EW&F / THAT'S THE WAY OF THE WORLD (PC33280) 1975



同名タイトルの映画サントラとして制作された通算6作目のLP。

映画の方はあまりヒットしなかったみたいですが、アルバム自体は

初の全米チャート1位&プラチナ・ディスク獲得の大ヒット作。

個人的にEW&Fの中で最も好きなアルバムです。

ファンキーな人気ディスコナンバー"SHINING STAR"からエレピの綺麗な

イントロのスロー名曲"THAT'S THE WAY OF THE WORLD"、

定番のカリンバ物"HAPPY FEELIN'"、コーラスの掛け合いが最高の

メロウ・グルーヴ"REASON"、タイトルどおりパーカッシヴなアフロ・インスト

"AFRICANO"、ジャズロック風のアッパーなイントロから一転して心地良い

ブラジリアン・フュージョンに変化する"SEE THE LIGHT"などを収録。

映画にはEW&F本人たちも出演しており、ライブやレコーディングの

シーンもあるので必見です。 ハーヴェイ・カイテルも若い!!

↓↓↓↓ 「THAT'S THE WAY OF THE WORLD」

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SADISTIC MIKA BAND / 1972-1975 (DTP-72263)



元フォーク・クルセイダーズ、故加藤和彦率いるサディスティック・ミカ・バンド

1972~1975年までのベスト盤。

シングル"サイクリング・ブギ"から1st「S.T.」、「黒船」、「HOT MENU!」まで

海外でも人気の高かった作品群のオイシイ所を凝縮したLPです。

ロック、ファンク、プログレ、ラテン、レゲエなど様々な要素を含んだ楽曲に

独特の和テイストがブレンドされていて、今聴いてもホントに刺激的。

人気ドラム・ブレイク入りの"SILVER CHILD"、カレッジ・フォーク風の

"I'M SITTIN' ON THE EDGE OF SKIES"、定番の"TIME MACHINE"

和風モータウン?な"HI, BABY"、レゲエ・テイストのファンク作"HI JACK"、

"FUNKEE MAHJONG"、フォーキーSSW曲から不穏なオルガンの持続音へと

展開する"SAYONARA"、クラヴィネット・ソロが凄まじいライブ曲

"SUKI SUKI SUKI"など収録。

↓↓↓↓ SADISTIC MIKA BAND "SILVER CHILD"

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THE GATURS / WASTED (DELLP 0001) 1994



ニューオリンズ産、WILLIE TEE率いる70'sファンク・バンド THE GATURS、

当時はシングル数枚しか残しておらず20年の時を経てようやくLP化です。 

後にメロウ・ソウルなLPを二枚残しているWILLIE TEEだけあってファンキーで

インスト主体ながら、ジャズファンク寄りのまろやかな演奏やポップな歌モノも多数。

ルーズなギターリフに跳ねるピアノの"BOOGER MAN"、ニューオリンズらしい

セカンド・ライン・リズムにオルガンの音色も心地いい"COLD BEAR"、

モコモコしたベースとファンキーなエレピが最高の人気曲"GATUR BAIT"、

土着的コンガの乱打の"WASTED"、"HUNK OF FUNK"といったインストから。

W.TEE自身のソロ作に繋がるこみ上げ系の"NOBODY CAN BE YOU"や、

ちょっぴりノーザン・ダンサー風な"FUNKY FUNKY TWIST"、

70年代後期録音?で多少毛色の違うAOR路線の"CONCENTRATE"

など歌モノも充実してます。

全10曲、CDは更に5曲多いのでそちらもオススメです。

↓↓↓↓ THE GATURS "GATUR BAIT"

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CAN / CAN (1C066-45099) 1979



KRAUT ROCK人気バンドCAN の1979年、通算11作目のアルバム。

MALCOM MOONEY在籍の初期作や、怪人ダモ鈴木がいた中期作が

取上げられることが多く、案外「FUTURE DAYS」より後のLPは未聴という

人も多いと思いますが(自分も最近まではベスト盤でちょろっと聴いたぐらい…)、

"SOON OVER BABALUMA"、"FLOW MOTION"、"SAW DELIGHT"、

そして"CAN"とどれも最高です。

本作はTRAFFICのREBOP KWAKU BAAH(per)、ROSKO GEE(b)が加入し、

H.CZUKAYはエディターとして裏方に徹しています。

CAN独特のまろやかなファンクに浮遊するシンセやエフェクトをたっぷり効かせた

ギターの音色、M.KAROLIのつぶやくようなヴォーカル、REBOPのコンガが心地いい

"ALL GATES OPEN"、後のNEW WAVEやTECHNO / HOUSEに繋がる

"SAFE"、"SUNDAY JAM"、"A SPECTACLE"も最高!!

ジャーマン・ロックらしい混沌とした"SODOM"やOFFENBACHのコミカルなカバー

"E.F.S. Nr.99 -CAN CAN-"なども収録。

これをラストに一旦解散し、1989年"RITE TIME"で復帰します。

↓↓↓↓ CAN "A SPECTACLE" 

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PRIMAL SCREAM / VANISHING POINT (CRELP178) 1997



1997年自分が高校時代、発売日にCDを買った記憶があります。

当時、まさかこんなレコード狂になっているなんて想像もしませんでしたが…

しばらく経ってレコードで買い直し、本日棚の整理をしていたら久々に発見。

STONE ROSESのマニが加入し、ダブを取り入れた作品で二十数年の

キャリアの中でも異色のLPです。

AUGUSTA PABLO(melodica)の参加は知ってましたが、実はその他ゲストも

DUNCAN MACKAY(tp)、MEMPHIS HORNSなど豪華だったんですね。

先行シングル"BURNING WHEEL"やパブロ参加の"STAR"、映画から取られた

タイトルに関連した"KOWALSKI"、ロボ声&強力ダブ・トラック"STUKA"、

王道ロックンロール"MEDICATION"、"MOTORHEAD"、サントラでお馴染み

十分に及ぶ長尺打込みインスト"TRAINSPOTTING"、

ブリストル・ダウンテンポな"LONG LIFE"など名曲揃い。

日本盤のボーナストラックだった"JESUS"って曲も当時よく聴いてました。

↓↓↓↓ PRIMAL SCREAM "JESUS" (※LP未収録)

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LIBRARY / THEME SUITE & MUSTANG (KPM1095) 1972



著作権フリーの音素材を扱う、ライブラリー音源レーベルの名門KPM。

当時のラジオ局、テレビ局などに重宝されてきたこれらのレーベル(イギリスでは

CHAPPELL、KPM、DE WOLFE、その他ヨーロッパ圏にも多数あり、MP2000、

SELECTED SOUNDなどが有名)にはつまらないムード音楽ものや雑踏の音、

S.E.だけっていうものも(日本でいうところのSLの音や飛行機の音などのLP)

多いんですが、中にはとんでもなくファンキーな曲や綺麗なコーラス物、

面白い電子音物なども少なからず存在します。

今回紹介のKPMは、比較的そんな当りの多いレーベル。

この1095番は KEITH MANSFIELD と JOHN CAMERON が手掛けており

特にB面、JOHN CAMERON作の[ MUSTANG ]がヤバイです。

簡素なベースからドラム・ブレイク、ヴィブラフォンのコミカルな音色も最高の

"HOBO 1 & 2"、ヒップホップ・ファンにも受けそうなブラック・サントラ風の

ドープ・ジャズファンク"MUSUTANG 1&2"などなど収録!!

A面K.MANSFIELD作 [THEME SUITE] もかなり良い出来なんですが

短い曲の繰返しが多く、リスニングには不向きだと思います。

ライブラリーLPは、2~3曲良い物があれば当りだと思いますのであしからず。

↓↓↓↓ KPM 1095

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FRED & THE NEW J.B.'S / BREAKIN' BREAD (MP2455)



JAMES BROWNのバック・バンド、NEW J.B.'S名義1974年4th作。

タイトル「BREAKIN' BREAD」と意味深…。

貧しかった若い頃パンを分け合い過ごした思い出を振り返る、

もう一度黒人としての意識を取り戻そうというそんな力強い意志が感じられる

FRED WESLEYの語りから始まるタイトル曲"BREAKIN' BREAD"、

「JAMES BROWN SCHOOL OF SUPER HEAVY FUNK!!」という

最高の文句とともに飛び出すファンク・チューン"I WANNA GET DOWN"、

リスナーへの感謝を込めた"LITTLE BLACK BOY"は、トロンボーン・ソロが見事。

"RICE 'N' RIBS"(=米とアバラ肉)はソウル・フードの代表、食欲そそるギター・リフに

クラヴィネットのファンキーなイントロから豪快に展開。

ニクソンのあたふたする姿から出来た、ウォーターゲートというダンスのための

"ROCKIN' FUNKY WATERGATE"、JAMES BROWNへの謝辞で始まる変則ファンク

"MAKIN' LOVE"、タイトルどおりFRED/J.B.'S流儀のコンガ入りミッド・ファンク

"FUNKY MUSIC IS MY STYLE"、ラストは高速4ビート・ジャズとフリーキーな

演奏が交互に錯綜する"STEP CHILD"で仲間に団結を呼び掛けている。

と、インスト主体のグループですが本作はメッセージ色も濃厚な名盤です。

↓↓↓↓ FRED & THE NEW J.B.'S "BREAKIN' BREAD"

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CANDIDO / JINGO (RAMSH-1156) 1982



1950年代から活躍する「1000の指を持つ男」の異名を持つ

パーカッショニストCANDIDO、1979年ディスコ時代の7インチ。

ジャケットは同年の人気作「CANDI'S FUNK」の流用ですが、

↓↓↓↓ 収録はコチラ「DANCIN' & PRANCIN'」のLP



四つ打ちのドラムにコンガの乱打が絡み、「JINGO~」の女性コーラス、

シンセ・ソロや太いベース・リフが煽るSANTANAのカバー曲のA面。

B面「DANCIN' & PRANCIN'」は、同系統の曲ながらカウベルやサックス・ソロ、

跳ねるピアノにハンド・クラップ、ポップな女性ヴォーカルと最高の一曲。

両曲とも12インチでのリリースやコンピ収録、RE-EDITなども多く、

今なお人気のダンス・クラッシクスです!!

↓↓↓↓ CANDIDO "DANCIN' & PRANCIN'"

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STACKRIDGE / PINAFORE DAYS (SASD-7503) 1974



雑誌「STRANGE DAYS」や「ニッチ・ポップ」特集本などにより、

70’s英国ロック・ファンには案外メジャーなバンドの1974年3作目。

ひねくれたポップセンスと牧歌的な曲調で「田園のビートルズ」なんて

形容される事もしばしば。プロデュースもジョージ・マーティンだし…

手持ちのLPはUS盤で、[ PINAFORE DAYS ]というタイトルになってますが、

オリジナルのUK盤は[ THE MAN IN THE BOWLER HAT ](トラック違いが2曲)

らしいです。  ※ ちなみにCDの邦題は[ 山高帽の男 ] ※

王道ポップ"FUNDAMENTALLY YOURS"から、手回しオルガンの様な懐かしい

メロディーの"PINAFORE DAYS"、めまぐるしく展開が変わる"THE LAST PRIMSOLL"

ポール・マッカートニー直系の"SPIN ROUND THE ROOM"(US-ONLY)、

オールディーズ + フィドル入りフォークの"THE ROAD TO VENEZUELA"、

ハード・ギターにポップなコーラスが最高の"DANGEROUS BACON"など収録。

一時解散してTHE KORGISなど他バンドでも活動しますが、現在は再結成し

現役活動中です。1970年代のLPは、どれも良質なので是非!!

↓↓↓↓ STACKRIDGE "DANGEROUS BACON"

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J.M.TIM & FOTY / LOBA LOBA (AIR TF550) 197?-80

 


フランス産アフロ・ファンク・デュオの多分3作目のLP。

1stや2nd同様、DISCO / MELLOW GROOVEな曲調に

レゲエ、カリビアン風味がおいしい一枚です。

二人のファルセット・ヴォーカルに爽やかなカッティング・ギター、クラヴィネット、

チョッパー・ベースが心地いいアルバム。

"LOBA-LOBA"、"AIE"、"NEWOU"という曲にそれらが顕著。

その他、曲名からして最高なディスコ・ファンク"FUNKY BOOGIE LOVEや"、

スローでじっくり聴かせる"LIKE A SUNSHINE"など良い曲揃ってます。

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LITTLE BEAVER / PARTY DOWN (CAT-2604) 1974



ギタリストWILLIE "LITTLE BEAVER" HALE による

マイアミ産メロウ・ソウルの名作1974年2ndです。

WILLIE CLARKEプロデュース、TIMMY THOMAS、LATIMORE、

BETTY WRIGHTなどCAT RECORDSのレーベル・メイトが参加。

シングル・ヒット(R&Bチャート2位)のタイトル曲"PARTY DOWN 1&2"、

"GET INTO THE PARTY LIFE"は、チープなリズムボックスと

メロウなギター&ヴォーカルが素晴らしい名曲。

JACO PASTRIUS(NELSON "JACKO" PADRON名義)がベースを弾く

"I CAN DIG IT BABY"は、BETTY WRIGHTとのデュエット作。

夏の夜に聴くのに最適の一枚です。

↓↓↓↓ LITTLE BEAVER "I CAN DIG IT BABY"

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SWEGAS / CHILD OF LIGHT (2C064-92507) 1971



1970年代初頭に英国で活動していた数多くのマイナー・ジャズロック・バンド、

UKでの1st作(後にドイツで2nd「BEYOND THE OX」をリリースしてます)。

TRENDという超マイナーなレーベルからのリリースという事もあり英ロック好きも

ほとんど知らないバンドですが、内容の方は結構良いです。

流行のブラス・ロックにジャケットどおりのサイケ色を加味、1曲目のRARE BIRDの

"BEAUTIFUL SCARLET"カバー以外は全曲自作で、10分台の大作が3曲あります。

特にB面、パーカッシヴなイントロから爽快なカッティング・ギターとオルガン、

ファンキーなホーン隊が煽るシカゴ風の"PHOTOGRAPHS"とイギリス的な曲調と

展開が見事な"CHILD OF LIGHT"が最高です!!

なんとバンドのホームページがありましたので、詳しいことはコチラからどうぞ。

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WHITE HORSE / S.T. (1C-06485253) 1977



1968年、UK-PSYCH / POPの幻の名盤「WOULD YOU BELIEVE」を

リリースした(100枚程のテスト・プレスしか市場に出回らなかったのですが…)

BILLY NICHOLLSが渡米しTHE FIFTH AVENUE BANDのメンバー、

KENNY ALTMAN、JON LINDと制作した1977年唯一作。

SWAMP ROCK~AOR / BLUE EYED SOULと正統派でありながら、

独特の個性も持ち合わせたなんとも味わい深い一枚です。

A面最初の2曲はB.NICHOLLSによる連作"IT DOESN'T TAKE MUCH"

"GIVE IT UP"、イギリス人らしいポップ・センスが素晴らしい。

J.LIND & K.ALTMAN作"OVER AND DONE WITH"はファンキーなAOR作。

と交互に同系統の曲が並び、英米それぞれの個性が光る曲調に1977年らしい

ファンキー&メロウなアレンジがマッチした名作に仕上がってます。

しかし、ジャケットに写ってるのは白馬じゃなくて白牛なのは何故でしょう…?

↓↓↓↓ WHITE HORSE "OVER AND DONE WITH"

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SLY & THE FAMILY STONE / A WHOLE NEW THING (E30335)



SLY STONE(本名:SYLVESTER STEWART)率いるサンフランシスコ出身、

黒白混成ファンク・バンド1967年1stLP。

ディスクガイド(歌詞のメッセージ性や革新性、当時の背景を考えて)などの

影響もあり「STAND!」や「THER'S A RIOT GOIN' ON(=暴動)」の方が人気みたい

ですが、個人的にはこの1枚目から3枚目「LIFE」までの方が断然好きです。

シングル"UNDERDOG"、サイケ・ファンクな"IF THIS ROOM COULD TALK"、

メロディカ&ヴァイブ入りの流麗な演奏にポップなコーラスの"RUN,RUN,RUN,"、

アップ・テンポの"TURN ME LOOSE"、ヒップホップ・ファンにも人気の

ファンク/ブレイク"ADVICE"、リヴァーヴの効いたギターが印象的なR&Bトラック

"BAD RISK"、締めのゴスペル・ファンク"DOG"など…

デビュー作として持てる要素をフルに出し尽くしました、っていう名盤です。

※上記ジャケットは2ndプレス ↓↓↓↓  こちらが1stプレス


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MERRY CLAYTON / GIMME SHELTER (SP-77001) 1970



1960年代よりRAY CHARLESのバック・コーラスTHE RAELETTSなどで

活躍したゴスペル・シンガー、1970年1st。

ROLLING STONESの有名曲"GIMME SHELTER"や、LEON RUSSELL、

CAROL KING、RINGO STARR、LYNYRD SKYNYRDなどロック系の

作品にも多数客演してます。

脇を固める豪華な演奏陣は、DAVID T.WALKER(g)、JOE SAMPLE(p)、

BILLY PRESTON(org)、PAUL HUMPHREY(dr)、KING ERRISON(per)など…

アレサ風のシャウト・ヴォーカルが強烈で、サザン/スワンプな曲調との対比も見事。

JAMES TAYLOR"COUNTRY ROAD"、S&G"BRIDGE OVER TROUBLED~"、

R.STONES"GIMME SHELTER"、VAN MORRISON"GLAD TIDINGS"など

ロック系のカバー曲が中心ですがメロウなギター、オルガンを中心にファンキー且つ

まろやかなノリでオリジナルをも凌駕する気持ちいい歌声を全編で聴かせてくれます。

2009年CD化もされましたので是非!!

↓↓↓↓ MERRY CLAYTON "TELL ALL THE PEOPLE"

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TELEVISION / MARQUEE MOON (7E-1098) 1977



久々に聴いてみて、高校生くらいの頃を思い出して何となく…


VELVET UNDERGROUND、TALKING HEADS、SONIC YOUTHらと並び

N.Y.ロック・シーンには欠かせないバンド、1977年1st。

1975年シングル"LITTLE JOHNNY JEWEL"でデビュー、(それ以前には、

NEON BOYSとしての活動や、B.ENOとのデモ制作などありましたが)

1stアルバムにしては異常に完成度の高い作品。

テクニックとも勢いとも違う、センス光るTOM VERLAINEとRICHARD LLOYDの

甘美なギターの絡みや文学的な歌詞が後に与えた影響は多大。

"SEE NO EVIL"、"MARQUEE MOON"、"PROVE IT"など今聴いてもゾクゾクします。

そして"FRICTION"(=軋轢)ってすごく印象的な単語だったなぁ。

↓↓↓↓ TELEVISION "PROVE IT"

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JOHNNY HAMMOND / GEARS (M-9062) 1975



1950年代からPRESTIGEレーベルなどでオルガン奏者として活躍してきた

JOHNNY "HAMMOND" SMITH(本作ではJ.HAMMOND名義)による

レア・グルーヴやクラブ・ジャズ・ムーヴメントには欠かせない名盤。

SKY HIGH PRODUCTIONのラリー&フォンス・ミゼル兄弟プロデュース、

DONALD BYRD、THE BLACKBYRDS、BOBBI HUMPHREYの

1970年代諸作と並ぶ彼らのベスト・ワークスのひとつです。

バックのメンバーも豪華、HARVEY MASON(dr)にCHUCK RAINEY(b)の

鉄壁のリズム隊、C.MAYFIELD諸作にも参加のCRAIG McMULLEN(g)、

以前THE FOURTH WAYで紹介したヴァイオリン奏者MICHAEL WHITE、

プロデューサーとしても人気のJERRY PETERS(p.el-p)などなど…

J.HAMMOND本人もオルガンにシンセやエレピなど使い分けてます。

ミゼル節全開の"TELL ME WHAT TO DO"、フルートとドラム・ブレイクから

ベースとピアノに乗せて疾走する"LOS CONQUISTADORES CHOCOLATES"、

ブレイク・ビーツ・クラシック"FANTASY"、チョッパー・ベースのキレも見事な

"SHIFTING GEARS"と全曲言う事ナシの名作。

CDもお手頃なので未聴の方は、是非聴いてみて下さい。絶対後悔しません!!

↓↓↓↓ JOHNNY HAMMOND "LOS CONQUISTADORES CHOCOLATES"

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