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60~70年代を中心にSoul/Funk,Jazz,Rockなどなど http://curiousrecords.jp/ facebook.com/curiousrec522
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Michael White / Father Music, Mother Dance (AS9268)



The Fourth Way のヴァイオリン奏者 Michael White の1974年ソロ4作目。

これ以前のLPは、Free / Spiritual Jazz 風の作品だったんですが、

本作は、全編良質なフュージョン作。

ネオンで型取ったハイヒールとヴァイオリンのダサいジャケットが残念です。

ファンキーなベースラインとjソウルフル女性ヴォーカルが最高のタイトル曲、

心地いいブラジリアン・フュージョン"Commin' From"、

流麗なヴァイオリン・ソロが心地いいメロウ・インスト"Water Children"、

シンプルなワルツ・ジャズ"Mary's Waltz"など内容は、最高!!


Michael White / Water Children

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PHAROAH SANDERS / WISDOM THROUGH MUSIC (AS-9233) 1973



言わずと知れたFREE/SPIRITUAL JAZZの大御所、ファラオ大先生の1973年作。

"PRINCE OF PEACE"、"YOU'VE GOT TO HAVE FREEDOM"と並んで

人気の高い名曲"LOVE IS EVERYWHERE"収録。

NORMAN CONNORS、CECIL McBEE、JOE BONNER、MTUME参加、

過激なサックスの咆哮はほとんど無く、全編メロウな楽曲で占められていて聴き易いです。

ファラオ流アフロ・ジャズ"HIGH LIFE"、タブラが心地いいタイトル曲、

アコギ?のシンプルなリフが素晴らしいJOE BONNER作"THE GOLDEN LAMP"、

高揚感溢れるピースフルな大作"SELFLESSNESS"と全曲通して聴ける名盤。

"LOVE IS EVERYWHERE"は、一年後「LOVE IN US ALL」に完全版としても

収録されましたが、個人的にはこっちのヴァージョンの方が好きです。


PHAROAH SANDERS / LOVE IS EVERYWHERE

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BEN SIDRAN / DON'T LET GO (BTS-6012) 1974



ドクター・ジャズの異名を持つピアニスト/コンポーザー BEN SIDRAN の

1974年4作目。

ドラムにJB "FUNKY DRUMMER"でおなじみのCLYDE STUBBLEFIELD、

ギターに鉄板セッションマンPHIL UPCHURCHを迎え、ファンク度数高めです。

エレピ・ソロも抜群のJ.B.'s風ファンク"FAT JAM"やブラック・サントラで使えそうな

"THE CHICKEN GLIDE"、"DON'T LET GO"、P.UPCHURCHのブルージーな

スライド・ギターがかっこいい"THE FOOLKILLER"、転がるピアノにコテコテの

サックス&ドラムで上がりまくる"SNATCH"などなど…

そしてシンプルなピアノ&ヴォーカル曲や、スウィンギンな"HOUSE OF BLUE LITES"、

メロウ・グルーヴ好きには堪らない名曲"HEY HEY BABY"も収録で言う事ナシです。

↓↓↓↓ BEN SIDRAN / HEY HEY BABY

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TONY WILLIAMS / THE OLD BUM'S RUSH (PD5040) 1973

 

1963年マイルス・グループに参加後、BLUE NOTEに二枚吹込み、

1969年より自身のグループLIFETIMEを結成し、JOHN McLAUGHLIN(g)、

LARRY YOUNG(org)とフリー~ジャズロックの傑作「EMERGENCY!」をリリース。

更にメンバーチェンジなどを繰り返し、1973年に発売した4作目。

BEN SIDRANプロデュースでポップ且つファンキーに仕上がっており、

L.YOUNGの作品でもヴォーカルを担当していたTEQUILAが全編良い歌声を

聴かせてくれます。

シンセ・ソロ入りのミッド・テンポ名曲"YOU MAKE IT EASY"、

疾走感溢れる"WHAT IT'S ABOUT"も秀逸!!

WEBSTER LEWISのオルガン・ソロもバッチリ決まってます。

HERB BUSHLERのベースが冴える"MYSTIC KNIGHTS OF THE SEA"、

T.WILLIAMS本人の味のある歌声が聴ける"CHANGING MAN"、

へヴィーなファンク・チューン"THE BOODANG"など収録。

クレヨン(?)によるイラストのジャケットもいい感じです。


※下の音源は、この時期の未発表音源みたいです。

↓↓↓↓ TONY WILLIAMS LIFETIME "UNKNOWN TITLE"

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BOBBY HUTCHERSON / SAN FRANCISCO (BST-84362)



BLUE NOTEを代表するヴィブラフォン奏者、BOBBY HUTCHERSON。

モードの名盤「HAPPENINGS」やヒップホップファンにはお馴染みの

「MONTARA」などが有名です。

本作は1970年リリース。HAROLD LAND(ts,fl)やJOE SAMPLE(p)参加

DUKE PEARSONプロデュースによるカルテットでの録音です。

冒頭のスローなジャズ・ファンク"A NIGHT IN BARCELONA"から最高!!

マリンバの軽快なソロも聴きごたえ充分。

不穏なベースのイントロから徐々に盛り上がっていくJOE SAMPLE作の

アブストラクト・ジャズ"GOIN' DOWN SOUTH"、

ラテン調の軽快な"PROCESSION"、クルセイダーズの静かなカバー"JAZZ"、

ブルージーな"UMMH"などなど曲も多彩です。

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RONNY JORDAN / THE ANTIDOTE (ILPS9988) 1992



1962年生まれ、英国出身ギタリストRONNY JORDANの1992年1st作。

90年代特有のスモーキーな打込みのトラックにWES MONTGOMERY、

GEORGE BENSON直系の正統派ジャズ・ギターが見事にマッチした

個性的なオリジナル曲とMILES DAVIS"SO WHAT"のカバーを収録。

ラップ入りの"GET THE GRIP"、"SEE THE NEW"、

オルガンとギターの絡みが最高の"BLUES GRINDER"などなど…

ACID JAZZの括りで語られることも多く、CDもレコードもかなり安くなってます。

SMOOTH、ユルめのSOUL JAZZが好きな方は是非!!

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RICHARD DAVIS / WITH UNDERSTANDING (MR5083) 1975



70年代のディープなジャズを語るうえで欠かせないベーシスト

RICHARD DAVIS、1972年リリースのCOBBLESTONEレーベルより

リリースされた「The Philosophy Of The Spiritual」というLPの

MUSEからの1975年再発盤。ジャケット&タイトルも一新してます。

CHICK COREA(p)、SAM BROWN(g)、SONNY BROWN(dr)に

RICHARD DAVIS & BILL LEEの双頭ベースで管楽器無しという編成。

弓弾きのウッドベースが物悲しいメロディーを奏でる冒頭曲

"DEAR OLD STOCKHOLM"でスタート(中盤には4ビートに展開し、

C.COREAの流麗なピアノが聴けます)。

その他、それぞれのソロが愉しめる"THE RABBI"や

スパニッシュな展開の"JUAN VALDEZ"など少々地味ながら…

ベース好きには堪らない作品だと思います。

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QUINCY JONES / SMACKWATER JACK (AML336) 1971

 

WAXPOETICS Japan 『RE:DISCOVERY』でも紹介されていた

QUINCY JONESの1971年作。

A&Mレーベル期の作品はどれも必聴ですが、本作は特に素晴らしい!!

作編曲者としての妙味を存分に味わえる一枚です。

豪華な演奏陣HUBERT LAWS、FREDDIE HUBBARD、ERIC GALE、

JIM HALL、GRADY TATE、PAUL HUMPHRIES、JOE SAMPLEなど…

そして、JIMMY SMITH、MILT JACKSON、CHUCK RAINEYも参加。

CAROL KING作"SMACKWATER JACK"では、ファンキーなベースと

印象的なハーモニカ、ゴスペル・タッチのコーラスと素晴らしい出来。

"IRONSIDE"は、バラエティ番組でもよく耳にするお馴染みのナンバー。

同年のヒット曲"WHAT'S GOING ON"は、HUBERT LAWSのフルートや

Q.J.自身の味のあるヴォーカルに4ビートのジャジーな展開を交えた

アレンジの大作に仕上げています。

"THEME FROM THE ANDERSON TAPES"(盗聴大作戦のテーマ)は、

サントラらしいビッグバンド風の曲にMILT JACKSON(vib)らのソロや

後半ではD.HATHAWAY"THE GHETTO"のベースラインが聴けます。

そして、ファンキーなBILL COSBY SHOWのテーマ"HIKKY-BURR"。

ラスト"GUITAR BLUES ODYSSEY-FROM ROOTS TO FRUITS"では、

タイトルどおり4人のギタリストによるブルースから様々なギタープレイが

堪能できます。

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CHARLES KYNARD / WA-TU-WA-ZUI (PR10008) 1971



PRESTIGE ~ MAINSTREAMレーベルに数多くの作品を残す

オルガン奏者、CHARLES KYNARDの1971年作。

この年代になるオルガン一辺倒ではなくエレピなども曲によって使ってます。

メンバーはこのブログではお馴染みですが、IDRIS MUHAMMAD(dr)

RUSTY BRYANT(ts)、MELVIN SPARKS(g)など。

1曲だけ参加のBERNARD PURDIE(dr)による超絶ドラム・ブレイク収録の

ビートルズカバー"SOMETHING"が有名です。

M.SPARKSのギターが活躍するファンキーな"WA-TU-WA-ZUI"、

ブルージーな"CHANGE UP"や、

エレピの響きもクールな洗練されたソウル・ジャズ"WINTER'S CHILD"、

"ZEBRA WALK"など全編最高!!!

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DAVID T.WALKER / ON LOVE (SP-77035) 1976



セッションマンとして引く手数多の人気ギタリストDAVID T.WALKERの

1976年、通算6枚目のLPです。

MARVIN GAYEなどMOTOWN勢からQUINCY JONES、BARRY WHITEの

LOVE UNLIMITED ORCHESTRA、レーベル・メイトのCAROL KINGなど

錚々たる面子のレコーディングに参加し独特のメロウなギターを聴かせてくれます。

※当時のライナーによると1曲あたりのギャラは、最低300ドルらしいです※


そして本作「ON LOVE」、ODEレーベルでの3部作ラストにしてメロウ路線の

頂点を極めた名盤です。

JOE SAMPLE、WILTON FELDERのお馴染みクルセイダーズ組や

盟友CHUCK RAINEY、人気ドラマ―JAMES GADSON、ED GREENE、

そしてRAY PARKER Jr.(backing.g)らが脇を固めています。

1曲目"ON LOVE"のゆったりと始まるギターのイントロから引き込まれ、

女性コーラス入りのポップな"I WISH YOU LOVE"、M.リパートンの人気曲

"LOVIN' YOU"カバー、ブルージーな"FEELING FEELING"、

C.RAINEYとの絡みも見事に決まる流麗なファンキーメロウ"KINDA SORTA"、

SLY STONE作のミドルテンポ・ファンク"I GET HIGH ON YOU"など収録。

現在も精力的に活動中!! ありがたいことです。

↓↓↓↓ DAVID T.WALKER "LOVIN' YOU -2007-"

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DAVE GRUSIN / ONE OF A KIND (MPF1145) 1977



BOB JAMESやJOE SAMPLEらと並んで人気のピアニスト、作編曲家で、

フュージョン・レーベルGRPの創設者DAVE GRUSINの1977年作。

参加メンバーは、フュージョン界の大御所STEVE GADD(g)、RON CARTER(b)、

GROVER WASHINGTON Jr(ss)、DAVE VALENTINE(fl)など…

更に14名のストリングスを配した豪華な布陣で録音されてます。

スペインの作曲家E.GRANADOSのムーディーな"PLAYERA"や

M.NASCIMENTO作、ハッピー・サンバ"CATAVENTO"などのカバーに加え

自作曲のエレピやシンセが活躍するファンキー・フュージョン"MONTAGE"、

PETE ROCKなどサンプリング曲としても人気で、HUBERT LAWSのバージョンでも

お馴染みのベースとエレピの緊張感溢れるプレイが最高の"MODAJI"を収録。

BOB JAMESの諸作品が好きな人なら絶対外せない一枚です。

↓↓↓↓ DAVE GRUSIN "MODAJI"

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BOBBI HUMPHREY / FANCY DANCER (BN-LA550) 1975

             

BLUE NOTEやEPICレーベルに数枚のLPを残す女性フルート奏者、

BOBBI HUMPHREY 1975年6作目(BLUE NOTEでのラスト作)。

全盛期はやはりSKY HIGH PRODUCTIONSと組んだ「BLACK AND BLUE」、

「SATIN DOLL」と本作でしょう。

以前、JOHNNY HAMMOND「GEARS」の時にも書きましたが、

LARRY & FONCEのMIZELL BROTHERSによる作品はどれも最高。


※7月11日に他界したFONCE MIZELL氏は、MOTOWN(特にJACKSON 5関連)

の作曲チーム、THE CORPORATIONにも参加していた名作曲家兼アレンジャー。

LARRY氏は昨年THEO PARRISHとも曲を作っていたので、それぞれの活動に

期待していたのに残念です…。(上記写真:右 FONCE MIZELL氏)


本題に戻りまして…。BOBBI. HUMPHREYのアルバムです。

ファンキーな作風が多い彼らの作品の中でフルートがメインということもあってか、

前の二作同様ゆったりとした曲調が多くを占めており、

中でも本作「FANCY DANCER」は最高にメロウなアルバムです。

ラテン調の"UNO ESTA"、ミゼル兄弟らしいビシッと決まるドラムとゆるい

コーラス&フルートの"YOU MAKE ME FEEL SO GOOD"、マリンバの柔らかい

響きが最高の"FANCY DANCER"、流れるようなシンセとピアノのリフから

ゆっくり登りつめていく名曲"PLEASE SET ME AT EASE"など収録。

↓↓↓↓ BOBBI HUMPHREY "PLEASE SET ME AT EASE"

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JOHNNY HAMMOND / GEARS (M-9062) 1975



1950年代からPRESTIGEレーベルなどでオルガン奏者として活躍してきた

JOHNNY "HAMMOND" SMITH(本作ではJ.HAMMOND名義)による

レア・グルーヴやクラブ・ジャズ・ムーヴメントには欠かせない名盤。

SKY HIGH PRODUCTIONのラリー&フォンス・ミゼル兄弟プロデュース、

DONALD BYRD、THE BLACKBYRDS、BOBBI HUMPHREYの

1970年代諸作と並ぶ彼らのベスト・ワークスのひとつです。

バックのメンバーも豪華、HARVEY MASON(dr)にCHUCK RAINEY(b)の

鉄壁のリズム隊、C.MAYFIELD諸作にも参加のCRAIG McMULLEN(g)、

以前THE FOURTH WAYで紹介したヴァイオリン奏者MICHAEL WHITE、

プロデューサーとしても人気のJERRY PETERS(p.el-p)などなど…

J.HAMMOND本人もオルガンにシンセやエレピなど使い分けてます。

ミゼル節全開の"TELL ME WHAT TO DO"、フルートとドラム・ブレイクから

ベースとピアノに乗せて疾走する"LOS CONQUISTADORES CHOCOLATES"、

ブレイク・ビーツ・クラシック"FANTASY"、チョッパー・ベースのキレも見事な

"SHIFTING GEARS"と全曲言う事ナシの名作。

CDもお手頃なので未聴の方は、是非聴いてみて下さい。絶対後悔しません!!

↓↓↓↓ JOHNNY HAMMOND "LOS CONQUISTADORES CHOCOLATES"

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ART BLAKEY /BUHAINA (10067) 1973



前回、ATCQの流れでこのLP。

BLUE NOTEレーベルを代表する名ドラマー、HORACE SILVERらと共に

THE JAZZ MESSENGERSを結成し1950年代初頭より活動。

初めて買ったジャズのCDが「チュニジアの夜」だった事もあり個人的に

思い入れの深い人です。 本作は1973年PRESTIGEレーベルでの録音作。

WOODY SHAW(tp)、CEDAR WALTON(p,el-p)、MICKEY BASS(b)らが参加し、

定番の"MOANIN'"と"ALONG CAME BETTY"でJON HENDRICKSの歌が聴けます。

メンバーや年代から全編アフロ・スピリチュアル色の濃い内容です。

12分の大作"MISSION ETERNAL"や"ONE FOR TRANE"が最高の出来ですが、

やはりATCQのサンプリングでお馴染みの"A CHANT FOR BU"が素晴らしい!!

ベースリフからじわじわと盛り上がっていく最高のグルーヴィー・チューン!!

YOUTUBEに音源が無かったので下のカバーバージョンをどうぞ。

↓↓↓↓ "A CHANT FOR BU" SCOOBIE DO ver.

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LES McCANN / LAYERS (SD1646) 1973



1960年からPACIFIC JAZZ、LIMELIGHT、ATLANTICとレーベルを渡り歩き

数々のLPを残してきた名ピアニスト、LES McCANNの1973年作。

RICHARD"GROOVE"HOLMESやJAZZ CRUSADERS、EDDIE HARRISなどと

共演したりモーダル、ラテン、ソウル・ジャズと作曲でもオールマイティに活躍。

渋めのヴォーカルを聴けるアルバムもありますが、本作はエレピ主体のインスト物です。

溶ける様にメロウなエレピ(その他キーボード類)にファンキーなバックが付く、

この手のレコードがやっぱり一番好きなんです。

※前に書いたPETE JOLLYやWEATHER REPORT、BILL EVANSなどと同様※

A面"SOMETHING I CRY"から始まる5曲「SONGS FROM BOSTON」と

B面6曲「SONGS FROM MY CHILDHOOD」と曲名はあるものの両面とも

音が途切れる事なく続く組曲になっていて、ひたすらユルいシンセが気持ちいい

中毒性の強いスローテンポのジャズ・ファンク作です。

レコードならでは、45RPMで聴いても意外とハマるおいしい名盤!!!

 LES McCANN "THE HARLEM BUCK DANCE STRUT"

ということで曲単位で語れないので ↑↑↑↑ コチラをどうぞ。

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RUSTY BRYANT / WILD FIRE (PR10037) 1972



PRESTIGEレーベルから良質SOUL JAZZを多数リリースしてきたサックス奏者

RUSTY BRYANTが名作「FIRE EATER」に続き発表した1972年作。

IDRIS MUHAMMAD(dr)、BILL MASON(org)と前作の主要メンバーが参加、

更にJIMMY PONDER(g)、BUDDY COLDWELL(per)とメンツも最高です。

ファンキーな"WILD FIRE"、"THE ALOBAMA KID"でのオルガンは格別。

STEVIE WONDERのラテン調カバー"IF YOU REALLY LOVE ME"、

サックスがメロウに歌い上げます。

BILLY PRESTONのカバー"ALL THAT I'VE GOT"はモッズ・ファンにも是非!!

全曲自作曲で占められていたら、前作を超える凄いLPになっていたかも…。

↓↓↓↓ RUSTY BRYANT "WILD FIRE"

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KIP HANRAHAN / VERTICAL'S CURRENCY (PAN-42136) 1985



アメリカのパーカッショニスト兼作曲家でレーベル・オーナーでもある

キップ・ハンラハンによる1986年4作目のLP。

メンバーはN.Y.ロフト・ジャズ系(ARTO LINDSAY(g)、DAVID MURRAY(sax))から

ベーシストSTEVE SWALLOW、ヴォーカルにはJACK BRUCE(ex-CREAM)を起用。

ダークなラテン・ジャズですが、この人のLPの中ではかなりポップ寄りです。

A面1.2曲目は比較的普通のラテン物、3曲目はJ.BRUCE流NEW WAVEと続き、

名曲"TWO HEARTEDLY, TO THE OTHER SIDE"、"CHANCES ARE GOOD"、

メロディー豊かなベースにクールなジャック・ブルースの歌が最高に渋い!!

B面も同系統の人気曲"MAKE LOVE 2"から始まり、スペイン調の

"ONE CASUAL SONG"、アフロ・パーカッション"INTIMATE DISTANCES"など多彩。

高音で良く伸びるベースの音色や多国籍な曲調、前衛的なアレンジなど

聴き所満載の名盤です。

同レーベルAMERICAN CLAVEは、TEO MACERO、ASTOR PIAZZOLLAなども

リリースしてますのでそちらも是非!!

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JOHN MCLAUGHLIN / EXTRAPOLATION (MP2170) 1969



名ギタリストJOHN MCLAUGHLINによる1969年デビュー作。

JOHN SURMAN(sax)、TONY OXLEY(dr)、BRIAN ODGES(b)という

英国一流ジャズメンをバックに奔放なプレイが聴けます。

B.ODGESの安定したベースの上をフリーキーなサックスと刻み付けるように

弾かれるギター(後半のメロウなアルペジオや性急なカッティングなど)が素晴らしい!!

後のマイルス・バンドの原型がここで聴けます。

オリジナルのMARMALADE盤は激レアですが、日本盤やアメリカ盤はお手頃。

とは言うものの、曲はフリージャズ寄りなので決して聴き易いとは言えません…

↓↓↓↓ JOHN MCLAUGHLIN "EXTRAPOLATION"

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THE FOURTH WAY / THE FOURTH WAY (ST-317) 1969



後にソロとしても活躍する、MICHAEL WHITE(vln)とMIKE NOCK(el-p)が在籍の

ジャズ・ロック・カルテット、1969年デビュー作にして唯一のスタジオ録音盤。

この後、2枚のライヴ盤を残して解散してます。

WEATHER REPORTやNUCLEUS、中期SOFT MACHINEが好きな自分には、

外せない一枚。

エレピとヴァイオリンの双頭コンボ、当時はかなり異色だったんじゃ無いでしょうか?

ドラム・ブレイクから始まるジャズ・ファンク"EVERYMAN'S YOUR BROTHER"、

"THE SYBIL"、ピアノとウッドベースのイントロに流麗なヴァイオリン・ソロが聴ける

スピリチュアル・スロー・ワルツ"CLOUDS"、各ソロ回しも見事な"OPENING"、

ジャズ・ロック作"BUCKLEHUGGIN"、"GEMINI TRAJECTORY"、フリー・ジャズ風の

"DANCE OF THE MECHANICAL MEN"など収録。

※70年代のMICHAEL WHITEのソロ作はどれも必聴です。

↓↓↓↓ THE FOURTH WAY "EVERYMAN'S YOUR BROTHER"

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TOM SCOTT / THE HONEYSUCKLE BREEZE (YS-8512) 1967



フュージョン界の人気サックス奏者、TOM SCOTTの1967年作。

レア・グルーヴやヒップホップ・ファンからは"TODAY"(PETE ROCK&C.L.SMOOTH

"T.R.O.Y."でのサンプリング)収録で注目されレア盤扱いになってますが、個人的には

5ケタになるような内容のLPではない気がします(オリジナルは1万円位?)…。

BEATLES "SHE'S LEAVING HOME"、DONOVAN "MELLOW YELLOW"、

ASSOCIATION "NEVER MY LOVE"、JOHN COLTRANE "NAIMA"などカバー中心。

前述"TODAY"もJEFFERSON AIRPLANEの曲です。

THE CALIFORNIA DREAMERSという女性コーラスが入り、全編リラックスした

ポップ・ジャズとサイケ風味のフォーク・ロックが聴けます。

トム・スコット作曲のオリジナル、電化サックスとヴィブラフォンが入るジャズ・ロック

"BLUES FOR HARI"が一番好きだったりします。

↓↓↓↓ TOM SCOTT "TODAY""BABY I LOVE YOU""BLUES FOR HARI"

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