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RASA / EVERYTHING YOU SEE IS ME (RA-106) 1978



数あるAOR / BLUE EYED SOULの中でも最高の一枚。

ジョージ・ハリソン、スティーヴィー・ワンダー、アリス・コルトレーンらも

信仰していたヒンズー派クリシュナ教信仰のバンドRASA、78年1st。

音楽性と信仰との関係はCCMほど密接ではなく、とにかく全曲ポップ!!

A面イントロのシンセに跳ねるベース、ギター・ソロ、ストリングスも入る冒頭曲、

"EVERYTHING YOU SEE IS ME"、クラヴィネットのリフから始まる小曲、

"QUESTIONS IN MY MIND"、完璧なコーラスと後半のサックスがメロウな

"A PERFECT LOVE"、サビの掛け合いが見事な"JUST FOR BELIEVING"。

B面ファンキーなSTEVIE WONDER風の"CHANGING"、印象的なピアノ・リフに

穏やかな展開の"WITHIN THE SOUND"、シャープなホーンにフリー・ソウル系

カッティング・ギターが入る、こみ上げクリシュナ賛歌"THE DREAM IS OVER"

COMMON "TAKE IT EZ" のサンプリングですっかりおなじみのギターが印象的な

"WHEN WILL THE DAY COME"など、デビュー作とは思えない奇跡の完成度。

権利関係からか未だ再発されないみたいですが、レコードは案外見かけるので

是非聴いてみて下さい!!

↓↓↓↓ RASA "WHEN WILL THE DAY COME"

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MIROSLAV VITOUS / PURPLE (SOPM-157) 1971



チェコ出身のベーシスト、MIROSLAV VITOUSによるWEATHER REPORT以前、

HERBIE MANNグループ在籍中、日本公演で訪れた際にレコード会社に売り込んだ

NY録音デモテープのLP化作。なので日本盤のみの発売です。

当時売れたかどうかは別として、このレコードがリリースされたことに感謝です。

A面"PURPLE"、"MOOD"がJOE ZAWINUL(el-p)、BILLY COBHAM(ds)との

トリオ作。B面"WATER LILIE"は、JOHN McLAUGHLIN(g)、B.COBHAMとのトリオ、

"DOLORES"、"IT CAME FROM KNOWHERE"が、B.COBHAMとのデュオです。

(ラスト曲では、M.VITOUSがエレピとベースの多重録音をしてます。)

管楽器無しのシンプルな編成に、後のWEATHER REPORTへと繋がっていく様な

ジャズ・ロック風の楽曲群。スペーシーなザヴィヌルのエレピとシャープな

コブハムのドラム、抑制の効いたマクラフリンのソロも見事!!

もちろん、ヴィトウスの特徴的な弓弾きベースも十分に聴けます。

何の飾り気もないジャケットもこの人らしい。

↓↓↓↓ MIROSLAV VITOUS "PURPLE"

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渡辺貞夫 / SADAO WATANABE (SOPL-21-KJ) 1972



1972年アフリカ旅行直後、現地の音楽に影響を受け制作された

和物アフロ・ジャズの先駆作。

板橋文夫(p,el-p)、福村博(tb)、高柳昌行(g)、など若いメンバーを従えて

全曲スワヒリ語のタイトルが付けられてます。

1分40秒のサックスのイントロ"SASA"から怒涛のジャズ・ロック"MTOTO"へ

展開するかんじは、エレクトリック期マイルスの影響大。

"MTOTO"でのJ.マクラフリンを髣髴とさせる高柳さんのプレイは圧巻です。

続く"MTELENKO"は、涼しげなエレピが気持ちいい。

B面"KIJIJI"は、アフロ色濃厚なパーカッション主体の土着的なナンバー。

"BARABARA"は、このLPのハイライト。約10分に及ぶアフロ・スピリチュアル曲で、

ナベサダさんの熱いサックスが堪能できます。

"POROMOKO LA MAJI"、"UMEME"の様なバップ~モーダルな曲も収録。

次作「KENYA YA AFRICA」は、ケニア・ミュージシャンとのコラボ作。

※ この和ジャズMIXは凄い!! ↓↓↓↓ 

KIRK DEGIORGIO [LOVE 4 JAPAN : FUSION SPECIAL ] (RBMA)

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GIL SCOTT-HERON & B.JACKSON / BRIDGES (AB4147) 1977



都知事選も終わり、結果として投票率が上がったとはいえ50%台。

ここまできてまだ選挙に無関心な人がこんなにいるとは残念です。

お年寄りはまだしも20代~30代の人達、将来不安じゃないんでしょうか?


震災、原発事故、計画停電があり、それに伴う選挙運動の自粛や

不自然なほどの報道規制でギル・スコット・ヘロンのこの曲を思い出しました。


THE REVOLUTION WILL NOT BE TELEVISED
=(革命はテレビ放映されないだろう)


そして今回紹介のLP「BRIDGES」で反核、原発事故を題材にした名曲、

"WE ALMOST LOST DETROIT"=(我々は、ほぼデトロイトを消失する)
-1966年フェルミ1号事故についてのジョン・G・フーラー著書タイトルより-

歌詞の内容はコチラ (…恥ずかしながらこんな内容だと知らずに聴いてました)。

次作1978年「SECRETS」では、翌年のスリー・マイル島事故を予言するような

"THREE MILES DOWN"を収録。こちらも是非!!

◆追記 コレ と コレ 全くテレビ報道されないのは何故?

※今回のLPについては、後々改めてちゃんとしたレビューを書こうと思います。

↓↓↓↓ "THREE MILES DOWN" 昨年の映像

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TAJ MAHAL / SATISFIED 'N TICKLED TOO (PC34103) 1976



1960年代から活躍するシンガー1976年、10作目。

初期のLPは、フォーク・ブルース系のシンプルな作品が主でしたが、

バックのメンバーを固めてからの1970年代中期頃の作品はソウル、ジャズ、

ゴスペル、レゲエ、カリブ、ハワイなど多彩な曲調が聴けます。

全編に流れるユル~い空気感が堪らなく心地いい傑作!!

レゲエ調の"SATISFIED 'N TICKLED TOO"、"BLACK MAN BROWN MAN"、

フルートとコンガが活躍するスワンプ・ファンク"EASY TO LOVE"、

カリンバ入りのワルツ・ジャズ"MISTY MORNING RIDE"、ゆるめのオルガンと

サビの盛り上がりが最高の"OLD TIME SONG-OLD TIME LOVE"、

ゴスペル調の"BABY LOVE"、軽やかなボッサ・インスト"WE TUNE"など良曲揃い。

CDなら前作「MUSIC KEEPS ME TOGETHER」との2in1がお得です。

↓↓↓↓ TAJ MAHAL "EASY TO LOVE"

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TERRY RILEY / A RAINBOW IN CURVED AIR (MS7315) 1969



珍しく現代音楽から一枚。STEVE REICHやPHILIP GLASSなどと並んで

ミニマル・ミュージックと呼ばれることの多い人です。

ラ・モンテ・ヤングに師事し、インド音階と電子楽器を駆使してポップと前衛が

見事に同居する作品を多数発表してます。

自身作の「IN C」、スティーヴ・ライヒの「18 MUSICIANS」と並び、古くはドイツのCAN、

ASH RA TEMPELなど、現在でもハウス系のアーティストなどに影響を与えています。

「エクソシストのテーマ」として有名になってしまったM.OLDFIELD”TUBULAR BELLS"や

THE WHO "BABA O'RILEY"のシンセ・パートもそんな中のひとつ。

"A RAINBOW IN ~ "、"POPPY NOGOOD AND THE PHANTOM BAND"の

片面1曲ずつの大作。A面はシンセ系楽器の多重録音もので、オルガンのスペーシーな

反復音にハープシコードなどが彩りを添える曲。B面もオルガンを下敷きにしながらも

音はもっと低くダーク、但し上に乗るサックスのメロディーは多国籍な不思議な印象です。

M.GOETTING"E2-E4"やミニマル・ハウスから一歩遡ってみようという方におすすめ。

↓↓↓↓ 裏ジャケットのイラストもファンタジックでいい感じです。

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JOHN MAYALL / MOVING ON (MP2297) 1972



THE BLUESBREAKERSを率いてエリック・クラプトン、フリートウッド・マック、

キャンド・ヒート、キーフ・ハートレーなどなど数多くの英ブルース・マンを輩出した

ジョン・メイオールの1972年、L.A.(WHISKEY A GO-GO)ライヴ録音作。

とにかくバックのメンバーが豪華!!

FREDDIE ROBINSON、BLUE MITCHELL、ERNIE WATTS、VICTOR GASKIN、

FRED JACKSONなどジャズ系の名プレーヤーを揃えた一大セッション。

英国白人ブルース・マンと、本場ジャズ・メンとの共演は、面白い相乗効果を生んでます。

"KEEP OUR COUNTRY GREEN"、"MOVING ON"でのF.ROBINSONのギターや、

B.MITCHELLのトランペットが秀逸。"HIGH PRESSURE LIVING"のベースや

サックス群も強烈な勢いがあり、ファンキーなJAZZ' N' BLUESの名演となってます。

国内盤なら案外安く手に入るのでオススメ。

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THE PARLIAMENTS / (I WANNA) TESTIFY (PV207) 1967
THE PARLIAMENTS / ALL YOUR GOODIES ARE GONE (PV211) 1967


  

PARLIAMENT、FUNKADELICの前身グループ1967年のシングルを二枚。

歴史は長く1955年、GEORGE CLINTONがドゥーワップ・グループとして結成。

1959年にシングルをリリース、その後1964年にバックバンドが加入。

1967年上記二枚のシングルがR&Bチャートでヒットし、数枚のシングルを発表後

BERNIE WORRELLやEDDIE HAZELが加わってFUNKADELIC結成へ…


ということで音の方は、ファンク・ファンよりノーザンソウルが好きな人にオススメです。

"(I WANNA) TESTIFY"は、R&Bチャート3位のヒット作G.CLINTONの歌声が力強い

ミドルテンポ、裏面"I CAN FEEL THE ICE MELTING"は、ヴァイブの響きもいい感じの

モータウン風メロウ・ソウル。

"ALL YOUR GOODIES ARE GONE"は、コーラスやホーンがばっちり決まった佳曲。

裏面"DON'T ME SORE AT ME"は、個人的にこの四曲の中で一番好きです。

アップ・テンポのこみ上げ系ノーザンソウルでコーラスもキャッチー。

"TESTIFY"、"ALL YOUR GOODIES~"は、1974年に再録されてます。

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HORACE ANDY etc / THE KINGSTON ROCK (INTS 1487) 1974



近年では、MASSIVE ATTACKや MAD PROFESSORなどの録音にも

参加しているファルセット・ヴォイスのシンガー、HORACE ANDYと

RIGHTEOUS FLAMESの WINSTON JARRETTがTHE WAILERSをバックに

半分ずつヴォーカルをとるお得なLPです。FREEのメンバー、RABBITTも参加。

一見、雑多なレゲエ・オムニバスっぽいんですが、ちゃんとしたオリジナル曲で

占められてます。

素朴な W.JARRETTの声とH.ANDYの荒削りないい意味で洗練されてない

天性のファルセットが最高。WAILERSによる演奏も安定感抜群です。

"UNITY STRENGTH AND LOVE"、"HOW DO YOU THINK I FEEL"、

"ISN'T IT WRONG"、"WRITTING ON THE WALL"など

レコードはイギリスのみしかも未CD化、もったいない名盤です。

↓↓↓↓ HORACE ANDY "UNITY STRENGTH & LOVE"

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SEA LEVEL / CATS ON THE COAST (CPN0198) 1977



元ALLMAN BROTHERS BAND のメンバーCHUCK LEAVELLなど

三人を中心に、結成されたインスト主体の7人組バンド1977年2nd。

この手のAORやフュージョン系グループにはありがちなパターンで、

LPは、100円とかで見かけるんですが、CDは廃盤状態で結構高値がついてます。

日本盤はいまだ再発されたことがないみたい…(ベスト盤がかろうじて手に入ります)

爽快なヴォーカルとウエスト・コースト風の曲調が見事な"THAT'S YOUR SECRET"、

南部ノリのAOR"IT HURTS TO WANT IT SO BAD"、"HAD TO FALL"、

多彩な展開のインスト・ジャズロック"STORM WARNING"、"CATS ON THE COAST"

FULL MOONの人気のカバー"MIDNIGHT PASS"などどれも最高!!

紙ジャケとかで再発すれば結構売れると思うんですが、どうなんでしょう?
 

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IAN CARR'S NUCLEUS / ROOTS (6360 100) 1973



英国ジャズ界を代表する人気トランぺッター IAN CARR率いる

NUCLEUSの VERTIGOレーベルからの六枚目のLP、1973年。

清涼感のある DAVE MACRAEのエレピや AUREO DE SOUZAのパーカッションと

対をなす JOCELYN PITCHEN、ROGER SUTTONのハードなギター&ベース、

エコーの効いた IAN CARRのトランペット、BRIAN SMITHの抑えたサックス、フルート

などファンキーかつクールなジャズ・ロックが全編で聴けます。

一曲目、最高のブレイク・ビーツで始まるミドル・ファンク"ROOTS"から傑作の匂い。

女性ヴォーカルとフルートがメロウな"IMAGES"、ハードなギターが入る"CALIBAN"、

ラテン・フュージョン"WHAPATITI"と曲も多彩。

締めの一曲"SOUTHERN ROOTS AND CELEBRATION"は、D.MACRAEの

ディレイの掛かったエレピのイントロから徐々に盛り上がっていく最高の曲です。

KEITH DAVIESによるアメコミ風アートワークもイイ!!

↓↓↓↓ IAN CARR "ROOTS"

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H.HOPPER&A.GOWEN / TWO RAINBOWS DAILY (ROUGE1)
 


人気のあるカンタベリーものの中では、かなり地味かも知れないLP。

ギルガメッシュやナショナル・ヘルスの鍵盤奏者 ALAN GOWEN と

ソフト・マシーンのベーシスト HUGH HOPPER によるデュオ、1980年作。

スペーシーなシンセの多重録音とエレピのメロディーが穏やかで、

ベースも極めてシンプルで静かめ。

COMMON の"NAG CHAMPA"で使われた"MORNING ORDER"が人気ですが、

"FISHTANK 1"や"WALTZ FOR NOBBY"での二人のぴったり息の合った演奏も

最高に素晴らしいです。 

再発CDは、パーカッションを加えた未発表ライヴのボーナス・トラック入りですが、

個人的には必要無いんじゃないかと思いました。

↓↓↓↓ HUGH HOPPER & ALAN GOWEN "WALTZ FOR NOBBY"

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SHAWN PHILLIPS / RUMPLESTILTSKIN'S RESOLVE (SP-4582)



アメリカの白人シンガー・ソングライター1976年作。

70年代初頭のアルバムはドノヴァンの曲を歌っていた経歴などからして

もろにフォーク系ですが、今作と次作はちょっと侮れません。

THE HEADHUNTERSのBILL SUMMERS(Dr)とPAUL JACKSON(B)が参加、

更にプログレ界の名バンドQUATERMASSのPETER ROBINSON(P/SYNTH)や、

英スワンプ・バンドHOOKFOOTのCALEB QUAYE(G)など錚々たる顔ぶれです。

牧歌的なメロディーにファンキーな演奏が奇妙にマッチした隠れた名盤。

"SPITEFULL"、"TODAY"、"HIE AWAY"などオススメです。

次作「SPACED」は、更にファンク度を増した人気作。

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HIRO YANAGIDA / HIROCOSMOS (SOLL 35) 73年



本日は四月一日ということで、エイプリル・フールを… 

と、思ったんですがレコードは持ってない。CDも売ってしまったので

エイプリル・フールの中核メンバー柳田ヒロの73年作。

メロトロンやエレピ、シンセを多用した和製ジャズ・ロックの最高峰!!

バックのメンバーも後藤次利や高中正義など豪華です。

"THE SEA OF TEMPEST"、波のSEと共に穏やかで幻想的なエレピが

心地良い始まり、そして間髪入れずに暴走するシンセが唸る

典型的なジャズ・ロック"ODE TO TAURUS"、緩急自在の即興演奏が冴える

"HAPPY CRUISE"、コンガ入りのファンキーな"ROCKOMOTION"、

英国プログレ的な展開がかっこいい"UNCERTAIN TRIP"、

締めは、サックスとエレピが優しく響く"TIME FOR REVERIE"と…

さらっと、強烈な印象を残して聴き終わってしまいます。

と、書き終えたら四月二日になってしまいました…。

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BLOODSTONE / NATURAL HIGH (XPS620) 1972



カンサス出身、六人組ファンク・バンド1972年2nd。

コーラス・グループかと思ってましたが、ちゃんと楽器も演奏してるんですね。

プロデュースはUK-BLUES界のボス、MIKE VERNONです。

一曲目"YOU KNOW WE'VE LEARNED"、70年代初頭のSOULの良い所を

凝縮したような高揚感溢れるメロウ・ファンク、"NATURAL HIGH"は極上スウィート。

ファンキーな"TELL IT TO MY FACE"、"BO DIDDLEY/DIDDLEY DADDY"、

根強い人気の"THAT'S THE WAY WE MAKE OUR MUSIC"、

"NEVER LET YOU GO"など良い曲揃ってます。

今日は、暖かくて穏やかな日でした!! そんな時はこんなアルバムが最高。

↓↓↓↓ BLOODSTONE "YOU KNOW WE'VE LEARNED"

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LITTLE RICHARD / THE RILL THING (RSLP 6406) 1970



"TUTTI-FRUTTI"、"LONG TALL SALLY"、"LUCILLE"など1950年代

から活躍するロックンロール界のゴッド・ファーザー、1970年作。

"DEW DROP IN"の様な超ロッキンな曲や高音シャウトも健在ですが、

マッスル・ショールズ録音ということもあり、ファンキーな曲が多く収録されてます。

PERCY SLEDGE、WILSON PICKETT、ARETHA FRANKLINなどの

バックで演奏していたROGER HAWKINSのドラムの音が半端なく良い!!

ブレイク・ビーツ好きから引く手数多のインスト・ファンク"THE RILL THING"を

筆頭に、先行シングル"FREEDOM BLUES"など非常に良質です。

ビートルズ"I SAW HER STANDING THERE"のカバーも…

「俺が先だ!!」というくらい凄い勢い。

↓↓↓↓ LITTLE RICHARD "THE RILL THING"

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HERBIE HANCOCK / DEDICATION (SOPM-165) 1974



1970年代日本には、数多くのジャズ巨匠達の録音が残されています。

BAYSTATEをはじめ多くのレーベルがそういう企画盤を出していて、当時の

日本人のジャズへの愛がLPになって今でも聴けるのが本当に有難いです。

HERBIE HANCOCKも「洪水」(2枚組)と本作を日本オンリーで吹き込み、

両方とも今なお人気の高い作品です。

今作は、自身初のピアノソロ作(A面アコースティック、B面エレクトリック)で、

"MAIDEN VOYAGE"や"DOLPHIN DANCE"、"CANTALOUPE ISLAND"と

定番の曲から"NOBU"という新作まで演奏しています。

聴き所は、やはりB面!!
 
ソロとは思えないファンキーな"CANTALOUPE ISLAND"の多彩なキーボード使い。

フェンダー・ローズの響きが心地良いミニマル音響"NOBU"も最高です。

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PERIGEO / NON E' POI COSI' LONTANO (TPL1-1228) 1976



イタリアのプログレッシヴ・ジャズ・ロックバンド5作目。

72年から年に一枚のペースでLPをリリースしていたので、それなりに

人気があったみたいです。特に初期のLPは、アートワークも

イタリア・ファン好みの良いジャケットで、内容もちょっと実験的。

今作は軽めの聴き易い曲が多く、プログレ・ファンだけで無くユーロ・フュージョン、

クラブ・ジャズ好きは必聴です。

地中海風の爽やかなメロディーに乗るスキャットと多彩なキーボード類が映える

"FATA MORGANA"、"NEW VIENNA"、重たいベースリフとドラム・ブレイクからの

展開も見事なジャズ・ロック"ACOUSTIC IMAGE"。

その他、緊張感がありながらも全編で入る軽快なラテン・パーカッションに

アコギやサックスが和ませてくれます。

US盤「FATA MORGANA」(別ジャケット)なら¥1,000前後で手に入るので

気になった方は是非聴いてみて下さい。

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J RAWLS L.C.P. / A TRIBUTE TO DILLA (TTJ45-001) 左
SIMON S / J-DILLALUDE (SOULCLAP4) 右




COMMON、PHARCYDE、SLUM VILLAGE,ERYKAH.BADUのプロデュースや

自身名義の「WELCOME 2 DETROIT」、「DONUT」などなどを残し、2006年に

亡くなったビートメーカー J-DILLA(JAY DEE) のトリビュート盤7インチを2枚。

J RAWLSのTHE LIQUID CRYSTAL PROJECT名義作は、SLUM VILLAGEの

"PLAYERS"のサンプルにエレピやフルートが緩やかに乗る極上メロウ・カバー。

裏面のLP未収録女性ヴォーカル曲も良質です。


SIMON S"J-DILLALUDE"、元々はROBERT GLASPERによるトリビュート曲。

GAP MANGIONEの原曲"DIANA IN THE AUTUMN WIND"以上に有名に

なってしまった、あのフレーズを上手く使ってリエディットした作品です。

裏面はDUDLEY PERKINS"FLOWER"のカバー、これも名曲。

未だにトリビュートや未発表曲が出続けるディラ、本当に敬服します。

↓↓↓↓ GAP MANGIONE "DIANA IN THE AUTUMN WIND"
         ROBERT GLASPER "FALL IN LOVE"


>>>

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THE FAMILY OF MANN / FIRST LIGHT (SD 1658) 74年



フルート奏者HERBIE MANN率いるジャズ・ファンク・グループ唯一作。

メンバーは、SAM BROWN、STEVE GADD、DAVID NEWMANなど豪華。

KING CRIMSONメンバーとしてお馴染みのTONY LEVINもいます。

エレピ・ソロとサックスが綺麗なスロー"DAVEY BLUE"、ドラムブレイクの

イントロに楽しげなフルートが心地いいミッド・テンポのファンク・ナンバー

"THE TURTLE AND THE FROG"、快速ブラジリアン"MUSIC IS A GAME~"、

ファンキーな展開が面白い、9分の大作"SUNRISE HIGHS"など収録。

ラストの"LULLABY FOR MARY ELIZABETH"はカリンバを使ってしっとり。
 

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