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THE WOLFGANG DAUNER GROUP / RISCHKAS SOUL (BRAIN1016)



ドイツの奇才ピアノ奏者72年作、レーベルはKRAUT ROCKの名門BRAINです。

60年代から「DREAM TALK」や「PIANO X 4」など名作を多数出していましたが、

70年前後の作品(このLPやET CETERA名義作)は、特にブッ飛んでます。

サイケ、クラウト・ロックファンにも受け入れられると思います。

"BLUES FAR OUT"、"JIVE SAMBA"、"READING MACHINE"などで聴かれる、

ペラペラだけど歪んだギターに、ダウナーのピアノやファズ・オルガン(フルートも!!)、

そしてグルーヴィーなベース、ドラムがせめぎ合うジャズロックの最良作。

"KAMASUTRAM"の様な瞑想的な曲もある所がドイツらしいです。

因みにこのLPは、セカンドプレスかも…  下のLPがファーストプレス?

↓↓↓  マイナーレーベルより69年に出たものらしいです。

 「RISCHKA'S SOUL」

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THE PRETTY THINGS / REAL PRETTY (R-549R2) 2LP



76年、「S.F.SORROW」(68)と「PARACHUTE」(70)のカップリング2LP。

バンドが時代と呼応するように、サイケ&プログレ色を全面に出した作品です。

個人的には、ビート/ガレージ・バンド時代より断然こっちの方が好きですねー。

「S.F.SORROW」は、サイケファン必聴の実験的コンセプトアルバム。

「PARACHUTE」は、70年代英国ロックのオイシイところが凝縮された最高の出来!!

書くだけ野暮なので、簡単に済ませました…。実際聴いて下さい。

これはカナダ盤なのでかなり安く購入できたんですが、オリジナルを二枚買い揃える

と多分、数万円(特に「S.F.SORROW」は人気です)はすると思います。

下が、オリジナルジャケ(左:PARACHUTE 右:S.F.SORROW)。やっぱりいいですねー。

 

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ASSAGAI / ASSAGAI (2670 394) 71年



イギリスのロック/プログレ人気コレクタブルレーベル、VERTIGOからリリースされた

AFRO ROCK / FUNK バンド1stです。(これは、ジャケ違いの70年代再発盤)

南アフリカ出身のピアニスト、クリス・マクレガーなどのバックでも活躍した、三人の

在英アフリカン DUDU PUKUWNA、LOUIS MOHOLO、MONGEZI FEZA らが

中心メンバーです。

一曲目、"TELEPHONE GIRL" がアフロレアグルーヴ定番としてで有名ですが、

ビートルズの母国語カバー"HEY JUDE"、ラストのメロウファンク"I'LL WAIT FOR YOU"

なども聴き逃せません!! アフリカのパーカッション類はホントにいい音ですねー。

下のジャケットがオリジナルですが、個人的には上の再発の方が勢いがあって好きです。


  (VERTIGO 6360 030)

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ZOO / ZOO (RIVIERA 521118) 69年



フランス産サイケ/ファンキージャズロック、69年1stです。

数枚のEPと3枚のLPを出していた位だから、フランスではそれなりに人気あったん

じゃないでしょうか。野太いヴォーカルにヴァイオリン、ホーンやオルガンも快調です。

インストが3曲有り、RUFUS THOMAS "MEMPHIS TRAIN" カバーなども収録。

中でも "IF YOU LOSE YOUR WOMAN" と "MAMMOUTH" が最高!!
 
前者はドラムブレイク有りのファンキー作で、後者は不穏なベースとヴァイオリンの

リフレインにギター、オルガンのソロ回しも圧巻のインストジャズロック。

↓↓↓ ZOO "IF YOU LOSE YOUR WOMAN"

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LITTLT JOHN / LITTLE JOHN (EPIA 53016) 71年



60年代後半からCHICAGO、B.S.&T.、CHASEなどを中心に人気だった

ブラスロックバンドですが、こういうB級のバンドも数限りなくいたんでしょう。

ウェスト・コースト出身で1st「UP AND DOWN」(未聴)に続く2ndらしいです。

マイナーだからって内容は上記バンドに引けを取らず、特に長尺の曲の出来が

いいです。"TIGHTEN UP"調のイントロからファンキーなベースが入りボッサ風、

ラテン風と曲調が変化する"WE"や、タイトなブラスにドラムブレイクがかっこいい

ファンキージャズロック"FEELING ALRIGHT"など最高です!!

CDは、出てないみたいですが…、レコードでもそんなに高くないのでオススメです。

バンド名(PC検索泣かせ…)にもう少しヒネりがあれば違っていたかもなんて。

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JIGGS WHIGHAM / VALUES (21 20883-4) 71年



ドイツ、トロンボーン奏者によるワンホーンカルテット。

MPSレーベルものは、アルバムごとに個性があってどれも新鮮です。

フリー、ジャズロック、ファンクから民族音楽+ジャズなど異色作も多い中、

このLPは結構正統派な方だと思います。メインがトロンボーン

ということもあり、音もまろやかで落ち着いた感じがいいですねー。

71年という時代柄ジャズロック的な曲もあり、中でも注目はPLACEBOの

MARC MOULIN作 "JIGGS" でしょう!!

トロンボーンソロによるイントロから跳ねるエレピが入る8分強のジャズロック、

ソロ回しも見事!!

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BILLY LOVE / MELLOGHETTOMENTAL (SS038) 12"X2



90年代初頭から活躍するヴォーカリストBILL BEAVERが、デトロイトの雄

セオ・パリッシュのレーベルSOUND SIGNATUREよりBILLY LOVE名義で、

リリースしたアナログオンリー!! 2枚組12インチシングルです。

新譜はほとんど買わないんですが、デトロイトテクノやSTONES THROW、

UK現行ファンクバンドなどは、聴いてみるとやっぱり良いものも多いんですよね。

暖かい四つ打ちのキックにうねるベース、浮遊するシンセ、深いエコーのかかった

ヴォーカルが… と、月並みな表現になってしまいましたが、とにかく四曲全て

素晴らしい出来です。

デトロイトに根付くソウルの歴史が、これからも続いていきますように…

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MARVIN GAYE / LET'S GET IT ON (T329V1) 73年



MARVIN GAYEのアルバムは、どれも今更書くまでもないんですが…

前作「WHAT'S GOING ON」という世紀の名盤を作ってからのコレです。

CRUSADERSのメンバーやPAUL HUMPHRY、モータウンおなじみの

面々などバックも超一流!!

特に"YOU SURE LOVE TO BALL"でのDAVID T.WALKERのギターは、

何度聴いてもシビれます。

未聴の方はぜひ、絶対損しません。買って聴いて下さい!!!!

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PRETTY PURDIE / SOUL DRUMS (TEM3006) 68年



キング・カーティス、アレサ・フランクリンなどのバックで活躍したドラマー

BERNARD "PRETTY" PURDIEのソロ一作目。これはプロモのMONO盤。

"SOUL DRUMS"や"FUNKY DONKEY"は、よく知られた王道ドラムブレイクですね。

この人のドラムは、一聴してすぐ分かるほど個性的なので70年代から数えきれない

ほど多くのアルバム(数百曲にも及ぶらしい)に参加しています。

CAT STEVENSやSTEELEY DAN「AJA」などロック系の人にもおなじみですね。

このLPはリーダー作(若きRICHARD TEEがアレンジャー)という事もあり、

これでもかと叩きまくってますのでドラム好きは必聴です!!

↓↓↓ "SOUL DRUM" と BECK "DEVIL'S HAIRCUT" のサビ
 

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ENNIO MORRICONE / THE SICILIAN CLAN (SJET-8256) 69年



フランス産マフィア映画の傑作サントラ、当時の日本盤です。

多分、日本独自のジャケットだと思います。かっこいいですねー。

延々繰り返される有名曲 "シシリアンのテーマ" がやはり印象的。

自分は、ジョン・ゾーンのモリコーネカバー作で知ったので若干屈折してます。

B面2曲目は、刑事のテーマだけあってやっぱりファンキーな感じ!!

曲調や伊マフィアの題材は、後々「ゴッドファーザー」などにも影響を与えたでしょう。

ジャン・ギャバン、アラン・ドロン、リノ・バンチュラという名優の共演も話題となった

映画も最高なので是非!!

↓↓↓  「THE SICILIAN CLAN THEME」


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FREDERICK KNIGHT / I'VE BEEN LONELY FOR SO LONG (STS-3011)



73年STAXからリリースのサザンソウルです。

コワモテの風貌とは裏腹に、しょっぱなのタイトル曲(ミック・ジャガーもカバー)

から、優しいファルセットとSTAXならではのまろやかな演奏がなんとも心地良いです。

ドゥーワップ調の "NOW THAT I'VE FOUND YOU" や、シングルにもなった

"LEAN ON ME(BILL WITHERSのとは同名異曲)" もいいですねー。


STAXのジャケって南部だけど、コートとか羽織ってて寒そうな恰好のものが

多いんだけどなんでなんでしょう?

気温的には東京とあまり変わらないみたいですが…なんて。

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LYN DOBSON / JAM SANDWICH (6370 501) 74年



ちょっとマイナー盤を紹介、英国のSAX & FLUTE奏者です。

NICK DRAKE、KEEF HARTLEY、MANFRED MANN、SOFT MACHINE、

THIRD EAR BAND、GEORGIE FAME、STEVE MARRIOT、

など錚々たるメンツのアルバムに参加してますがソロ作はこれのみ。

全14曲中2曲のトラッド以外は自作、更に演奏もほぼ一人でこなしてます。

多国籍アシッドフォークって感じでしょうか?一曲が短くて、味のあるヴォーカルも

全編で聴けるので、イギリスのサイケ/プログレ/ジャズロックが好きな人にオススメです。

70年のソフトマシーン「ALIVE IN PARIS」で他のメンバー以上に目立っている映像が

あります(フルートとかハーモニカが凄い!!)のでぜひ見てみて下さい。

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TONY ALLEN / BLACK VOICES (COMET 005) 2LP



99年世界デビュー盤(75年から数枚出してますがようやく)。

FELA KUTI & AFRICA 70の土台を支えた名ドラマーとして有名です。

2010年現在70歳!! なんですが、若い頃以上に精力的に活動してます。

手数が多いのに柔らかい不思議なドラミング(特にスネアの音がヤバイ!!)が

人間国宝級、いつまでも聴いていられる最高のアフロビートドラマーです。

ハウスやヒップホップでの人気も頷けます。

このLPは、P-FUNKのMIKE "CLIP" PAYNEと "MUDBONE" COOPERも参加、

更に今年になって、リマスター&未発表セッションを追加したCDが出ましたので

是非聴いてみて下さい。

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CARLTON AND HIS SHOES / THIS HEART OF MINE (QR001)



ROCK STEADY / LOVERS ROCK の名盤 79年作2nd。

とにかく"GIVE ME LITTLE MORE"が最高。

こういう曲が嫌いな人っていないんじゃないでしょうか!! イントロのメロウなギター、

キャッチーなコーラス、誰もがハッピーな気持ちになれるそんな稀有な曲。

クレモンティーヌのカバーや、フィッシュマンズの"BABY BLUE"で有名です。

オリジナルは、ウン万円らしいです。 リイシューもあります(自分のも)が、

劣悪な再発レコードも多く出回っているらしいので注意して下さい。

ちょっと前に紙ジャケCDで再発もされたので、これが安心ですね。

↓↓↓ "GIVE ME LITTLE MORE"


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WEATHER REPORT / WEATHER REPORT (18AP 2171) 71年



安くていつまでも聴けるLPの代表です。¥500以下で手に入ります!!

WEATHER REPORTのデビュー作。個人的には、のちのジャコパス時代より

MIROSLAV VITOUSがベースを弾いていた初期の方が断然好きです。

緩急自在の手練れ揃い、穏やかなエレピやサックスに切れ込むファズベース、

AIRTO & AL MOUZONの複雑なリズム構成。電化マイルスからの影響があったにせよ、

フュージョンやジャズロックという枠に入れるにはあまりにも大き過ぎます。

72年には、来日してライヴ盤を残してます。生で観れた人が羨ましい!!

※TORTOISEやシカゴ音響系、POST ROCKなどが好きな人にもオススメ。

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THE HEATH BROTHERS / MARCHIN' ON! (SES19766) 76年



黒人の為のインディージャズレーベルの先駆け、STRATA-EASTから

MJQのベーシストPERCY HEATHなど3兄弟に、レーベル創設者の一人

STANLEY COWELLが参加して作られたアルバムです。

一曲目"WARM VALLEY"から一貫した穏やかな空気感、弓弾きベースに

フルート、ピアノなどを中心にした音作りが最高に気持ちいいです。

B面全部を占める"SMILIN' BILLY SUITE pt.1~4"は、必聴!!!

特に"pt.2"でのムビラ(親指ピアノ)の響きは格別です。

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JESSE COLIN YOUNG / ON THE ROAD (BS2913) 76年



YOUNGBLOODS時代からメロウフォーキー路線の良い曲が多数有りますが、

このアルバムが一番という人が多いんじゃないでしょうか。

これは76年のライブ盤なんですが、とにかく一曲目の""SUNLIGHT"から素晴らしい!!

コンガとギター、優しい歌声、ひらひら舞うフルートがホントに心地いい。

「SUNSHINE」までいかない日差しの当たり具合が丁度いいです。

更に、マーヴィン・ゲイの"WHAT'S GOING ON~MERCY MERCY ME"の

メドレーカバーまで披露してくれます。


ジャケのイメージでちょっと敬遠してました (もっと泥臭いロックかと…) スイマセン!!!

JACK JOHNSON なんかのアコギ/サーフ系ともリンクできる爽やかさです。

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GEORGIE FAME / THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR (N119) 79年



79年らしいAORライクな作品です。ジャケは、ちょっと残念…

BILL WITHERS"LOVELY DAY"のカバーが良かったので買ってみたのですが、

大当たり!! バックのメンバーも ALAN PARKER、BARRY MORGAN、

MORRISSEY & MULLEN などイギリスの定番どころが揃ってます。

"YOU"、"DON'T HIT ME~"では、レゲエやカリブ系のノリもみせてくれます。

全編メロウでリラックスしてやってる感じが最高です。


GEORGIE FAMEといえば60'S MODS/ORGANのイメージですが、

70年代以降も良いLPを作っております。

71年の"GOING HOME"や74年ISLANDレーベル時代はSSW的な感じで、

先に紹介したPYE時代は、AOR風(レゲエアルバムも有)。

90年代には、VAN MORRISONとR&B/JAZZのスタンダードな曲をやったものも

あったりと、面白いですよー。

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LARRY YOUNG / LARRY YOUNG'S FUEL (AL4051) 75年




75年、定番ブレイク"TURN OFF THE LIGHTS"収録!!

60年代からBLUE NOTEで活躍してきたLARRY YOUNGのARISTA作

前作「LAWRENCE OF NEWARK」でのスペーシーでスピリチュアル寄り

の作風に、ポップなフュージョン味を付け足した名作です。

LAURA LOGANさんのファンキーな歌も大好きです。

中でもグイグイ攻めるドラム&ベースに調子っぱずれで吐き捨てる様な歌と、

シンセの変な音色の"NEW YORK ELECTRIC STREET MUSIC"

が超かっこいいです!!


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JOAO DONATO / A BAD DONATO (BTS 21)  70年



ブラジリアンファンク最高峰盤!! 全編アップテンポの激ファンキー作。

DON MENZA、OSCAR NEVES、PAULINO、DOM ROMAOなど

おなじみのメンバーにDEODATOのホーンアレンジも完璧。

パーカッシヴなオルガンにファンキーなリズム&ホーンがビシビシ決まります。

"THE FROG"、"MOSQUITO"など全10曲最高のダンスミュージックです。


因みに、このLPなぜかジャケットがボロボロ(天地裂けやウォーターダメージ)の

ものが多く美品で見つけるのは難しいです。

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