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60~70年代を中心にSoul/Funk,Jazz,Rockなどなど http://curiousrecords.jp/ facebook.com/curiousrec522
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ROBERT PALMER / SNEAKIN' SALLY~ (ILPS9294) 1974



1969年ALAN BOWNの英JAZZ ROCKグループでデビュー
 
1974年に渡米してTHE METERS、LOWELL GEORGEらをゲストに

制作したソロ1作目。

手持ちのLPには参加クレジットが全く載っていないので詳細は分かりませんが、

前述のTHE METERS関連をバックに録音したLITTLE FEATの

"SAILING SHOES"、ALLAN TOUSSAINTカバーのタイトル曲や、

N.Y.録音でBERNARD PURDIEやCORNELL DUPREE参加の

"BLACKMAIL"、"THROUGH IT ALL THERE'S YOU"が最高の出来!!

サザンロック、ニューオリンズ・ファンは必聴の名盤です。

こんな素晴らしいアルバムを残してくれたんだから

80年代の活動には目をつぶってあげましょう…。

↓↓↓↓ ROBERT PALMER "SNEAKIN' SALLY THROUGH THE ALLEY"

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QUIET SUN / MAINSTREAM (AN-7008) 1975



ROXY MUSICのPHIL MANZANERAを中心に1971年に結成、録音機会に

恵まれることなく一度は解散したものの、ロキシー参加~ソロ制作の流れの中で

1975年に再結成して作られた唯一作。

メンバーは、P.MANZANERA(g)、THIS HEATのCHARLES HAYWARD(dr)、

MATCHING MOLEのBILL MAcCORMICK(b)、DAVE JARRETT(p,el-p,org)の

四人にゲストとしてBRIAN ENOが参加してます。

カンタベリー・ジャズロックを語るうえで欠かせない名盤。

ミニマルなピアノのイントロからファズを効かせたギター&オルガンが強烈な

"SOL CALIENTE"、ENO風のエレピとシンセによる穏やかな"R.F.D."、

リリカルなピアノ・ソロが素晴らしい"TROT"、変拍子のイントロからポップに展開する

唯一のヴォーカル曲"RONGWRONG"とさすがの出来です。

NIGEL SOPER氏によるアートワークも絶品。

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CAN / CAN (1C066-45099) 1979



KRAUT ROCK人気バンドCAN の1979年、通算11作目のアルバム。

MALCOM MOONEY在籍の初期作や、怪人ダモ鈴木がいた中期作が

取上げられることが多く、案外「FUTURE DAYS」より後のLPは未聴という

人も多いと思いますが(自分も最近まではベスト盤でちょろっと聴いたぐらい…)、

"SOON OVER BABALUMA"、"FLOW MOTION"、"SAW DELIGHT"、

そして"CAN"とどれも最高です。

本作はTRAFFICのREBOP KWAKU BAAH(per)、ROSKO GEE(b)が加入し、

H.CZUKAYはエディターとして裏方に徹しています。

CAN独特のまろやかなファンクに浮遊するシンセやエフェクトをたっぷり効かせた

ギターの音色、M.KAROLIのつぶやくようなヴォーカル、REBOPのコンガが心地いい

"ALL GATES OPEN"、後のNEW WAVEやTECHNO / HOUSEに繋がる

"SAFE"、"SUNDAY JAM"、"A SPECTACLE"も最高!!

ジャーマン・ロックらしい混沌とした"SODOM"やOFFENBACHのコミカルなカバー

"E.F.S. Nr.99 -CAN CAN-"なども収録。

これをラストに一旦解散し、1989年"RITE TIME"で復帰します。

↓↓↓↓ CAN "A SPECTACLE" 

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PRIMAL SCREAM / VANISHING POINT (CRELP178) 1997



1997年自分が高校時代、発売日にCDを買った記憶があります。

当時、まさかこんなレコード狂になっているなんて想像もしませんでしたが…

しばらく経ってレコードで買い直し、本日棚の整理をしていたら久々に発見。

STONE ROSESのマニが加入し、ダブを取り入れた作品で二十数年の

キャリアの中でも異色のLPです。

AUGUSTA PABLO(melodica)の参加は知ってましたが、実はその他ゲストも

DUNCAN MACKAY(tp)、MEMPHIS HORNSなど豪華だったんですね。

先行シングル"BURNING WHEEL"やパブロ参加の"STAR"、映画から取られた

タイトルに関連した"KOWALSKI"、ロボ声&強力ダブ・トラック"STUKA"、

王道ロックンロール"MEDICATION"、"MOTORHEAD"、サントラでお馴染み

十分に及ぶ長尺打込みインスト"TRAINSPOTTING"、

ブリストル・ダウンテンポな"LONG LIFE"など名曲揃い。

日本盤のボーナストラックだった"JESUS"って曲も当時よく聴いてました。

↓↓↓↓ PRIMAL SCREAM "JESUS" (※LP未収録)

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STACKRIDGE / PINAFORE DAYS (SASD-7503) 1974



雑誌「STRANGE DAYS」や「ニッチ・ポップ」特集本などにより、

70’s英国ロック・ファンには案外メジャーなバンドの1974年3作目。

ひねくれたポップセンスと牧歌的な曲調で「田園のビートルズ」なんて

形容される事もしばしば。プロデュースもジョージ・マーティンだし…

手持ちのLPはUS盤で、[ PINAFORE DAYS ]というタイトルになってますが、

オリジナルのUK盤は[ THE MAN IN THE BOWLER HAT ](トラック違いが2曲)

らしいです。  ※ ちなみにCDの邦題は[ 山高帽の男 ] ※

王道ポップ"FUNDAMENTALLY YOURS"から、手回しオルガンの様な懐かしい

メロディーの"PINAFORE DAYS"、めまぐるしく展開が変わる"THE LAST PRIMSOLL"

ポール・マッカートニー直系の"SPIN ROUND THE ROOM"(US-ONLY)、

オールディーズ + フィドル入りフォークの"THE ROAD TO VENEZUELA"、

ハード・ギターにポップなコーラスが最高の"DANGEROUS BACON"など収録。

一時解散してTHE KORGISなど他バンドでも活動しますが、現在は再結成し

現役活動中です。1970年代のLPは、どれも良質なので是非!!

↓↓↓↓ STACKRIDGE "DANGEROUS BACON"

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WHITE HORSE / S.T. (1C-06485253) 1977



1968年、UK-PSYCH / POPの幻の名盤「WOULD YOU BELIEVE」を

リリースした(100枚程のテスト・プレスしか市場に出回らなかったのですが…)

BILLY NICHOLLSが渡米しTHE FIFTH AVENUE BANDのメンバー、

KENNY ALTMAN、JON LINDと制作した1977年唯一作。

SWAMP ROCK~AOR / BLUE EYED SOULと正統派でありながら、

独特の個性も持ち合わせたなんとも味わい深い一枚です。

A面最初の2曲はB.NICHOLLSによる連作"IT DOESN'T TAKE MUCH"

"GIVE IT UP"、イギリス人らしいポップ・センスが素晴らしい。

J.LIND & K.ALTMAN作"OVER AND DONE WITH"はファンキーなAOR作。

と交互に同系統の曲が並び、英米それぞれの個性が光る曲調に1977年らしい

ファンキー&メロウなアレンジがマッチした名作に仕上がってます。

しかし、ジャケットに写ってるのは白馬じゃなくて白牛なのは何故でしょう…?

↓↓↓↓ WHITE HORSE "OVER AND DONE WITH"

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TELEVISION / MARQUEE MOON (7E-1098) 1977



久々に聴いてみて、高校生くらいの頃を思い出して何となく…


VELVET UNDERGROUND、TALKING HEADS、SONIC YOUTHらと並び

N.Y.ロック・シーンには欠かせないバンド、1977年1st。

1975年シングル"LITTLE JOHNNY JEWEL"でデビュー、(それ以前には、

NEON BOYSとしての活動や、B.ENOとのデモ制作などありましたが)

1stアルバムにしては異常に完成度の高い作品。

テクニックとも勢いとも違う、センス光るTOM VERLAINEとRICHARD LLOYDの

甘美なギターの絡みや文学的な歌詞が後に与えた影響は多大。

"SEE NO EVIL"、"MARQUEE MOON"、"PROVE IT"など今聴いてもゾクゾクします。

そして"FRICTION"(=軋轢)ってすごく印象的な単語だったなぁ。

↓↓↓↓ TELEVISION "PROVE IT"

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DEEP PURPLE / III (P-6503W) 1969



初期ディープ・パープルの中でも英国ロック/プログレ界隈で人気の一枚。

Hieronymus Bosch作「快楽の園」をジャケットに使用しています。

メンバーはデビュー作から変わらず、ROD EVANS(vo)、NICK SIMPER(b)が

在籍した最後の作品。まだハード・ロック色は薄く、JON LORDのオルガンをメインに

サイケ~プログレへの過渡期らしい面白い内容です。

I.PAICE(dr)作、打楽器のオーバー・ダブによるファンキーな"CHASING SHADOWS"、

ハープシコードが効果的な"BLIND"、ドノヴァン作の"LALENA"はオルガン・ソロも優美な

スロー・バラード、イントロの逆回転のドラムからブルージーなファンク・ジャムへ入る

"FAULT LINE - THE PAINTER"までがAサイド。

B面"WHY DIDN'T ROSEMARY?"もブルース系の曲で始まります。

そしてアート・ロック色濃厚な"BIRD HAS FLOWN"を挟み、後のオーケストラとの

共演へと繋がる三部構成の協奏曲"APRIL"へ!!

ハード・ロック前夜のリッチ―&イアン・ギランファンには、オススメできない名盤です。

↓↓↓↓ DEEP PURPLE "CHASING SHADOWS"

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STEVE MILLER BAND / FLY LIKE AN EAGLE (ST-11497) 1976



昨日は、高円寺JIROKICHIにてCHUCK RAINEYのライブ。

あんなに近くで観れるなんて最高です。

このLP収録のタイトル曲"FLY LIKE AN EAGLE"もカバーしてたので今回は…

STEVE MILLER BANDの人気盤1976年作。

1966年より活動しBOZ SCAGGSやBEN SIDRANを輩出してきたバンドです。

"SPACE INTRO"タイトル通りスペーシーなキーボードからスタート、

そのまま"FLY LIKE AN EAGLE"への流れはいつ聞いてもゾクゾクします。

その他人気ドラム・ブレイク入りの"TAKE THE MONEY AND RUN"、

シタール・ギターが活躍する"WILD MOUNTAIN HONEY"、オールディーズ調の

"YOU SEND ME"、オルガンがかっこいいサイケ/ブルース"THE WINDOW"など収録。

これも¥500以内で買える良いレコードの代表。

↓↓↓↓ STEVE MILLER BAND "FLY LIKE AN EAGLE"

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RADIOHEAD / THE KING OF LIMBS (TICK001LP) 2011



最近のロック・バンドの新譜を買うのなんて何年ぶりだろう。

RADIOHEADも多分「KID A」以降、全く聴いて無かったのに何故か気になって

安かったし買ってみました。
 
NEU!やCANの様なKRAUT ROCKファンには受けそうな音だと思いますが、

ネットとかで調べてみると結構賛否両論(否側が多い)みたいですね…。

個人的にはRADIOHEADに特に何も新しい物を期待して無いし、8曲で約40分という

レコード好きには丁度いい長さだったので気持ちよく聴いてます。

ギターの音はかなり抑えめ、リズム隊重視のエスノ・ファンクって感じでしょうか?

"MORNING MR.MAGPIE"、"LITTLE BY LITTLE"、"LOTUS FLOWER"、

"SEPARATOR"と、この路線としては本当に良い出来だと思います。

ベテラン・バンドって大変ですね、これからは色々新譜も聴いてみないとなぁ。

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PETE BROWN & PIBLOKTO / MY LAST BAND (SHSM2017) 1970



CREAM "WHITE ROOM"の作詞者として有名な英国詩人、PETE BROWNの

HARVESTレーベル期編集盤。以前BATTERED ORNAMENTSを取上げた時に

少し触れましたが、その後メンバーを一新して2作リリースしています。

オリジナルLPはどれも高価なので、おいしいとこ取りのこれが手頃でオススメ。

本業が詩人だけに歌が上手いとは言い難いですが、ブルージーで味のある

声は共感持てます。

そしてなんといっても曲がいい!! JIM MULLEN(g)の作曲センスは抜群です。

"HIGH FLYING ELECTRIC BIRD"のギターとメロウなサックスの響き、

ピアノに合わせて朗々と歌う"STATION SONG PLATFORM TWO"、

PINK FLOYD「DARK SIDE OF THE MOON」の名曲"US AND THEM"を

思い起こさせる"THOUSANDS ON A RAFT"(こっちの方が2年早いですが…)、

後半のトランペット・ソロが聴きモノのフォーキー・ジャズ・ロック"MY LAST BAND"、

穏やかなサイケ・ブルース"GOLDEN COUNTRY KINGDOM"などなど…。

その他"FLYING HERO SANDWICH"とかちょっと変わった題名です。

これが詩人らしい感性!?  歌詞の方も勉強します。

↓↓↓↓ PETE BROWN "THOUSANDS ON A RAFT"

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SPOOKY TOOTH / SPOOKY TWO (SP4194) 1969



イギリスのサイケ・ロックバンド[ART]にアメリカ人GARY WRIGHT(key&vo)が加入し

1968年に結成されたグループのタイトル通り2nd作。

[THE BAND]などアメリカ南部のロックと英サイケやクリーム的ハード・ロックの

融合が見事な初期二作(1stはポップ寄り)は必聴です。

G.WRIGHT&M.HARRISONのツイン・ヴォーカル、ハードなギター、オルガンと

後のハード・ロックの原型が聴けます。

冒頭曲、オルガン・リフとファンキーなドラムの"WAITIN' FOR THE WIND"、

9分半に及ぶ高低ヴォーカルのハモりとギター・ソロが強力な"EVIL WOMAN"、

女性コーラス入りのゴスペル・ボレロ"LOST IN MY DREAM"、後半の抒情的な

展開が泣ける"BETTER BY YOU、BETTER THAN ME"など。

英国らしい独特の湿り気のある曲調ながら、聴くほどに味わいの出てくるLPです。

この後、フランスの実験音楽家ピエール・アンリとの共作やメンバー・チェンジ

などで1974年に解散。

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POLY STYRENE / TRANSLUCENCE (UAG30320) 1980



今年2011年4月25日に53歳という若さで亡くなったUK-PUNK / NEW WAVE

人気バンド X-RAY SPEX.の女性ヴォーカリスト、1980年1stソロ。

X-RAY SPEX時代とはうって変わって穏やかなアルバムでレゲエ、エスノ、

ファンク、ジャズ、フォークなど多種多様なポップ作です。

英国レア・フォーク・グループHERONのギタリスト、G.T.MOOREや

ANNETTE PEACOCK他のLPに参加するクマ原田などをバックにリラックスした

歌声を聴かせてくれます。

コンガ入りの"DREAMING"、エスノ・ニュー・ウェーヴ・ポップ"TALK IN TOYTOWN"、

ゆるいオルガン入りのレゲエ・ナンバー"HIP CITY HIP"、フルート入りのフォーク

"SHADES"、"ESSENCE"などなど…

N.W.らしいシンセの音色と多国籍な楽曲が不思議な何度も聴き返したくなるLPです。

今年に入って新作「GENERATION INDIGO」を発表しただけに訃報は残念。

-R.I.P. POLY STYRENE- "SHADES"

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HATFIELD & THE NORTH / THE ROTTERS' CLUB (V2030) 1975



今更説明の必要のないほどの名盤ですが…

カンタベリーの一流ミュージシャンが結集したHATTFIELD & THE NORTHの

1975年2nd。CARAVAN、GONG、EGG、MATCHING MOLEからそれぞれ参戦、

ゲストにはHENRY COWのメンバーや、BARBARA GASKINなどなど…

カンタベリー音楽シーンの層の厚さには驚かされます。

A面、ポップなヴォーカルナンバー"SHARE IT"で幕開け。エレピとギターのクリアーな

音色から徐々に激しい展開(カンタベリー特有のファズ・オルガン入り)になっていく

小曲が3曲続き、7分台の前衛的な"THE YES NO INTERLUDE"からスキャット入りの

"FITTER STOKE ~"、歌とフルートの落ち着いた"DIDN'T MATTER ANYWAY"へ。

B面、ジャズ・ボッサ調の"UNDERDUB"から組曲"MUMPS"に突入!!

高度で濃密な一大ジャズ・ロック絵巻。激しいテンポチェンジを繰り返しながらも

演奏は常にクール且つポップ、エレピやギター、女性スキャットも涼しげな超大作。

「百読は一聴に如かず」ということで未聴の方は是非。ジャケットも最高です。

 HATFIELD & THE NORTH "1973 - 1975"

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SANTANA / WELCOME (SOPN-55) 1973



真っ白になってしまいましたが、本当はエンボスで「Welcome」と書いてあります。

1973年、名作「CARAVANSERAI」後にリリースされた5作目のLP。

サンタナは、JORGE SANTANA関連やSAPOなどラテン・ファンク勢とも繋がるし、

安くて内容の良い作品ながら、案外聴かず嫌いの若い人多いんじゃないでしょうか?
 
70年代ロック、プログレ、ジャズ、ファンク、ラテンの良質なミクスチャーが聴きたければ

この人の70年代前半~中盤の作品は外せません。

メロトロンとオルガン主体のALICE COLTRANE作"GOING HOME"が冒頭曲。

LEON THOMASとWENDY HAASをゲスト・ヴォーカルに迎えて作られた

"LOVE,DEVOTION & SURRENDER"、"WHEN I LOOK INTO YOUR EYES"では、

AOR好きも納得の爽やかなメロウ・ソウルが聴けます。

エレピとフルートが心地良いラテンフュージョン"SAMBA DE SAUSALITO"、

カリンバ入りのアフロ物"MOTHER AFRICA"、SANTANAのギター、T.COSTERの

オルガン、M.SHRIEVEのドラムが激しくせめぎ合う長尺ナンバー"FLAME SKY"、

JOHN COLTRANE作感動のラスト"WELCOME"などインスト曲も充実。

サンタナ入門編にも最適なアルバムです。

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JOHN MAYALL / MOVING ON (MP2297) 1972



THE BLUESBREAKERSを率いてエリック・クラプトン、フリートウッド・マック、

キャンド・ヒート、キーフ・ハートレーなどなど数多くの英ブルース・マンを輩出した

ジョン・メイオールの1972年、L.A.(WHISKEY A GO-GO)ライヴ録音作。

とにかくバックのメンバーが豪華!!

FREDDIE ROBINSON、BLUE MITCHELL、ERNIE WATTS、VICTOR GASKIN、

FRED JACKSONなどジャズ系の名プレーヤーを揃えた一大セッション。

英国白人ブルース・マンと、本場ジャズ・メンとの共演は、面白い相乗効果を生んでます。

"KEEP OUR COUNTRY GREEN"、"MOVING ON"でのF.ROBINSONのギターや、

B.MITCHELLのトランペットが秀逸。"HIGH PRESSURE LIVING"のベースや

サックス群も強烈な勢いがあり、ファンキーなJAZZ' N' BLUESの名演となってます。

国内盤なら案外安く手に入るのでオススメ。

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SEA LEVEL / CATS ON THE COAST (CPN0198) 1977



元ALLMAN BROTHERS BAND のメンバーCHUCK LEAVELLなど

三人を中心に、結成されたインスト主体の7人組バンド1977年2nd。

この手のAORやフュージョン系グループにはありがちなパターンで、

LPは、100円とかで見かけるんですが、CDは廃盤状態で結構高値がついてます。

日本盤はいまだ再発されたことがないみたい…(ベスト盤がかろうじて手に入ります)

爽快なヴォーカルとウエスト・コースト風の曲調が見事な"THAT'S YOUR SECRET"、

南部ノリのAOR"IT HURTS TO WANT IT SO BAD"、"HAD TO FALL"、

多彩な展開のインスト・ジャズロック"STORM WARNING"、"CATS ON THE COAST"

FULL MOONの人気のカバー"MIDNIGHT PASS"などどれも最高!!

紙ジャケとかで再発すれば結構売れると思うんですが、どうなんでしょう?
 

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H.HOPPER&A.GOWEN / TWO RAINBOWS DAILY (ROUGE1)
 


人気のあるカンタベリーものの中では、かなり地味かも知れないLP。

ギルガメッシュやナショナル・ヘルスの鍵盤奏者 ALAN GOWEN と

ソフト・マシーンのベーシスト HUGH HOPPER によるデュオ、1980年作。

スペーシーなシンセの多重録音とエレピのメロディーが穏やかで、

ベースも極めてシンプルで静かめ。

COMMON の"NAG CHAMPA"で使われた"MORNING ORDER"が人気ですが、

"FISHTANK 1"や"WALTZ FOR NOBBY"での二人のぴったり息の合った演奏も

最高に素晴らしいです。 

再発CDは、パーカッションを加えた未発表ライヴのボーナス・トラック入りですが、

個人的には必要無いんじゃないかと思いました。

↓↓↓↓ HUGH HOPPER & ALAN GOWEN "WALTZ FOR NOBBY"

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SHAWN PHILLIPS / RUMPLESTILTSKIN'S RESOLVE (SP-4582)



アメリカの白人シンガー・ソングライター1976年作。

70年代初頭のアルバムはドノヴァンの曲を歌っていた経歴などからして

もろにフォーク系ですが、今作と次作はちょっと侮れません。

THE HEADHUNTERSのBILL SUMMERS(Dr)とPAUL JACKSON(B)が参加、

更にプログレ界の名バンドQUATERMASSのPETER ROBINSON(P/SYNTH)や、

英スワンプ・バンドHOOKFOOTのCALEB QUAYE(G)など錚々たる顔ぶれです。

牧歌的なメロディーにファンキーな演奏が奇妙にマッチした隠れた名盤。

"SPITEFULL"、"TODAY"、"HIE AWAY"などオススメです。

次作「SPACED」は、更にファンク度を増した人気作。

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BRIAN AUGER / CLOSER TO IT (S 65625) 73年



1939年生まれ、今なお現役で活躍している英国屈指のオルガン奏者

BRIAN AUGERN の OBLIVION EXPRESS 名義 3作目。

60年代のモッド・オルガン物からファンキーなジャズ・ロック路線へ

移行後、いくつかのメンバー・チェンジを経てのLPです。

LENNOX LAINGTON のコンガや、BARRY DEAN (その後の詳細不明)の

作曲センス、B.AUGER のオルガン&シンセも適材適所!!

適度にメロウで、演奏と歌のバランスも素晴らしいです。

"INNER CITY BLUES" のカバーも数ある中で特に良い出来だと思います。

イギリス盤、オランダ盤、日本盤は上に載せたジャケットですが…

US盤のジャケットは、↓↓↓↓ これ…  何故!!?


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